ほんの数年前まで日本アニメと競合するなど考えられなかった中国アニメ産業、中国国内の市場シェアはここ5年で3.5%から39.8%に急成長。産業にお金も集まり、中国国産アニメ作品に多様性も生まれる。https://t.co/fDJqoudsAj
— ヒロ・マスダ / Hiro Masuda (@IchigoIchieFilm) 2017年12月18日
タイトルに「続報」とうたったのは、このへんからの「続報」ということ。
中国サブカル、その青春期〜いま、中国のサブカル(SF、ミステリー、漫画、ゲーム、ラノベ…)はどうなってるのか、手探りで見る - 見えない道場本舗 (id:gryphon / @gryphonjapan) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20170623/p1
中国サブカルは日本を超える…と思ったら今も規制多数「名探偵は警察を侮辱」「タイムトラベルは現状への不満だ」 - Togetterまとめ https://togetter.com/li/1128675
「最近、中国が日韓のドラマを買い付ける」「ほう」「その時、韓流は日本ドラマの百倍の価格で売れる」「まじか」(週刊文春) - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20171030/p1
ヒロマスダ氏が紹介する、元の英文ニュースんも飛んで、グーグル翻訳してみよう
http://chinafilminsider.com/headlines-china-key-trends-chinas-anime-sector/
中国のアニメ分野の主な動向
数年前、中国のアニメは日本のアニメと競合することはほとんど想像もできなかった。しかし、今日、国内アニメの市場シェアは急速に拡大しています。近い将来、国内アニメが市場を支配する可能性が非常に高い。11月29日、第5回中国インターネットラジオ&ビデオコンベンションの一環として、中国の都市成都で家庭アニメに関するパネルディスカッションが行われた。参加したパネリストは、今日中国のアニメ部門の3つの動向を指摘しました。まず、国内アニメの市場シェアが急速に拡大しています。5年前、その市場シェアは3.5%でした。しかし、今年の数字は39.8%。さらに、アニメ部門はますます資本によって支持されています。2012年には、アニメ部門でわずか6回の合併買収(M&A)が行われました。しかし、2015年から2017年にかけて、M&A件数はそれぞれ78件、77件、57件になりました。第二に、国内アニメーション映画の品質が高まっている。最後に、国内アニメの視聴者層が拡大し、多様化し…(後略)
(原文)
Key Trends in China’s Anime SectorA few years ago, it was almost unimaginable that Chinese anime would be able to compete with Japanese anime. Yet today, the market share of domestic anime is rapidly increasing in China. It’s very likely that domestic anime will dominate the market in near future. On November 29, a panel discussion on domestic anime took place in Chinese city Chengdu as a part of the 5th China Internet Radio & Video Convention. Participating panelists pointed out three trends in China’s anime sector today: First, the market share of domestic anime is rapidly growing. Five years ago, its market share was 3.5 percent. But this year, the number is 39.8 percent. In addition, the anime sector is increasingly favored by capital. In 2012, there were only six merger and acquisition (M&A) cases in the anime sector. However, from 2015-2017, the numbers of M&A cases are 78, 77, and 57, respectively. Second, the quality of domestic animated films is increasing. Last but not least, the audience base of domestic anime is expanding and increasingly diversified
あれ?グーグル翻訳しただけなのに、かなり流暢で読みやすい訳になってないか??
…、と、そんな枝葉の部分で感心してる場合じゃないのだけれど。
この中国産アニメに関しての意見は別にあるので、後日「中国論」としてまとめてみたいが、まぁ骨子は既に言った通りで「個々の作品の出来や収益より、アニメの『フォーマット』(特にキャラクターデザイン、人物のデフォルメのやり方的に)が日本風かどうかが問題だ」というのが、自分なりの問題意識。そのへんは後日。
いや、だいたい過去にかいてたか。この繰り返し
「アニメ絵、世界を制す」…のか?この不思議な文明圏の拡大を「君の名は。」海外ヒットで観察する - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20161218/p1
「かわいい」の科学−−あるいは日本漫画の不思議な進化について http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080821/p5
日本漫画・アニメの可能性と限界。いわゆる「アニメ絵」が受け入れられる文化圏の拡大について http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20091002/p5
日本漫画における「美人・ハンサム」の描き方が、今のようになった経緯の仮説(日曜民俗学) -http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20131013/p6