内容紹介
- 作者: 豊田有恒
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2017/10/01
- メディア: 新書
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巨大な成功を収めた本邦初の宇宙アニメ『宇宙戦艦ヤマト』。 それは、ささやかなプロジェクトから始まった。 クリエーターとして舞台設定を担当した著者は、新分野の開拓に賭ける熱気を回想しながら、本書は作品創成の真実に迫っていきます。 不評だった最初のテレビ放映が、なぜ甦(よみがえ)ったのか。ストーリーはどう拡大し、変容していったのか。 当初、著者の頭にあったのは『西遊記』。核汚染で瀕死の重傷を負った地球を救うには、天竺(てんじく)へ行ってありが たいお経を持ち帰った僧玄奘(げんじょう)のように、途方もなく離れた小惑星にある放射能除去装置に頼るしかない・・。 貴重な記録と証言で明かされる、大ヒット作誕生秘話!
出版社からのコメント
2017年に新作映画も公開された『宇宙戦艦ヤマト』シリーズは、いまや国民的財産とでも呼べる、日本アニメの金字塔となっています。 この巨大な成功作品は、どのようにして生まれ、発展していったのか。 当事者でしか語りえない話から浮かび上がる、意外な真実! まったく新しい一つの物語を創造していくクリエーターたちの情熱と努力が、ここにはぎっしり詰まっています。
まったく偶然のような形で、ある方の連続ツイート書評が目に留まったので、臆面もなくまとめさせていただいた。
西崎義展とは何者だったのか?豊田有恒「宇宙戦艦ヤマトの真実」を読む〜三一十四四二三 さんのツイートから - Togetterまとめ https://togetter.com/li/1162382
「西崎義展とは何者だったのか?豊田有恒「宇宙戦艦ヤマトの真実」を読む〜三一十四四二三 さんのツイートから」をトゥギャりました。 https://t.co/YV246RLOHw
— gryphon(まとめ用RT多) (@gryphonjapan) 2017年10月18日
はてブ経由で。エキレビにもこんな書評が出てた
「宇宙戦艦ヤマト」の真実。因縁とかスキャンダルより、創作の秘密が凄すぎる - エキレビ!(1/2) http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20171018/E1508260292672.html
ところで。
自分は世代的にもヤマトをよく知らないし、だからあまり思い入れも無いのだけど、この本が出て一番先に感じたのは、
『豊田有恒氏、まだ本を一冊書き下ろせる(語り下ろせる)ほどお元気なんだ』
…というほっとした感覚でした。
なんだけど、豊田氏って、1938年生まれで、まだ傘寿にもなってなかったのね。ぜんぜんお若いじゃん。
ただ、「SF黎明期の人」で一区切りにして、小松左京氏や平井和正氏など、最近亡くなった人が多いなあ、と感じちゃってたからね…。そもそも「当時の若手」だったのだし。
ほんと、回想記で、そして書くのが大変なら聞き手を立てた語り下ろし、インタビュー集でいいから、もっといろいろ本を出してくれ、とお願いしたいところ。
具体的には「ぱられるくりえいしょん」とかいう謎の組織について、とかとか。
過去の自伝「あなたもSF作家になれる わけではない」について
これがどうも、この前までこのブログでは3、4回紹介していて、その時は「電子書籍では買える」と紹介してたんだけど、そこのところから、今は消えちゃったみたいなのよ。
http://ebunko.jp/
で以前は電子版を買えた。
いまは買えない。
これは残念なので、アマゾンでもどこでも再度電子版を出してほしいところだが、紙の中古本は…
- 作者: 豊田有恒
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1986/09
- メディア: 文庫
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250-270円ぐらいか・・・・・・・少し迷うな、どうしようかな。再読したくはあるが……。
電子版が出てると、「読もうと思えばいつでも読める」で買わないが、それが無くなると「いつ消えるかわからない、買っておこうか」と思ってしまうというパラドックス。