面白いけどすっごい長いので、埋め込むのも大変。開いて連ツイでまずは読んでください。後日、全埋め込みやコピペするかもしれんけど。
「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」、まずはいちばん無難な前段階だけ書いてみます。なぜ、ポンキッキと長浜忠夫さんの担当だったわたしがヤマトをやることになったのかまで。その先は、流れを見ながらですかねえ。(^^;
— 高千穂遙 (@takachihoharuka) February 3, 2022
(途中は、暫定的に大幅(略))
で、ようやくここから聞いた話ではなく、わたし自身が体験したエピソードになります。あらためて言っておきますが、恨みつらみを書くわけではありません。誰がどうということでもありません。あったことをそのまま書いているだけです。誤解なきようにお願いいたします。
— 高千穂遙 (@takachihoharuka) 2022年2月3日
ある日、加藤直之くんに呼ばれました。「ヤマトが映画になる。デザインをやってくれと言っている。でも、やりたくない」って話でした。なんで?と訊くと。
— 高千穂遙 (@takachihoharuka) 2022年2月3日
「割に合わない。ヤマトは松本さんのラフをクリーンアップするという約束でやっていて、ギャラもそれ相応になっている。しかし、違っていた」
松本さんが忙しすぎて、ラフがこない。テレビ版のデザインは98%がうちのオリジナルだ。ラフなしで、ぼくと宮武が描いた。これじゃパンクする。同じ条件で映画は受けられない。だから、断ってほしい」
— 高千穂遙 (@takachihoharuka) 2022年2月3日
「98%って、マジ?」
「マジだ。チェックしてもいいよ。一からすべて、うちが起こした」
(略)
「西崎Pはスタッフを集めてあれこれアイデアをださせ、それを全部自分がつくったことにしてしまう傾向がある。でも、うちが請け負ったのはデザインだけ、アイデア料は1円ももらっていない。まる1日の会議で松ちゃんは向こうに張りつきになり、帰ってこなくなる。アイデアはただじゃないんだ」
— 高千穂遙 (@takachihoharuka) 2022年2月3日
「じゃあ、会議の出席は拒否ね。ほかには?」
— 高千穂遙 (@takachihoharuka) 2022年2月3日
「名前かな。デザインをすべてやるのなら、補佐とかじゃなく、メインスタッフとして扱ってもらいたい」
「映画だから、OPクレジットに入れもらおう。絶対にいやがるな」
「いいね。あとは、まかせた」
「万が一オッケイしたら、どうしよう?」
「そのときは、そのときだな。すべて呑んでくれたら、やる方向で考えるのもありになる」
— 高千穂遙 (@takachihoharuka) 2022年2月3日
というわけで、担当変更を西崎Pに告げ、行ってきましたよ。京王プラザホテルの「樹林」というグリル(レストラン?)まで。ネクタイ締めて、スーツ着て。
以上、前段階は、ここまでです。(^^;
西崎プロデュサーといえば「アイデア泥棒」という面ではルパン・二十面相級の大怪盗。長時間会議を開いて吸収したアイデアは「自分のもの」にする、とは、あるある話ですな。
そんな稀代のアイデア怪盗と直接対決するクラッシャージョウ…
このあと、続編がツイートされそうな気配。
ぼかー宇宙戦艦ヤマトって作品はそんなに好きじゃないんだけど、様々な関係者がヤマトについて語る回想は百発百中ですべて面白いんだよな…
— pencroft (@pencroft) February 3, 2022
いや、俺に至ってはそもそも「ヤマト」を一回も通しで見たことないや(笑)