INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ITや外食の「巨大国際ブランドvs国ごとの独立ブランド」…そういう勢力地図や興亡史を見たいと思った。

この前


との報道がありました。ひところは「インド、中国、フェイスブック」と言う並びだったが、今はその両国も抜いたのか・・・・・・・・

で、タイトルの話なんですが
はじめに思ったのはインドネシア政権交代があっってスハルト一族が失脚したとき「この背後には、フェイスブックで発達した情報ネットワークがあった」という話を誰かがしてたんですね。
それもさもあろうだけど、「インドネシアSNSは、圧倒的にフェイスブックが主流」となっていて「え?インドネシアにはインドネシア独自のSNSとかないのかねえ」と思ったのですよ。
インドネシア、今では上がり調子の国家のひとつだし、有名な技術系大学だってある(NHKロボコンでいい成績挙げてた)。インドネシアにも人あるはずで、インドネシアインドネシア独自のSNSとかが立ち上がってもいいはずなのにねえ、と。


そして中国。
中国は政治的な囲い込みも、また独自の市場規模も、企業そのものの優秀さもあり、いまは結構、「中国独自のサービス」が見えるかされるようになった。
いわく
微信ことウェイボー(twitterに対抗するミニSNS
アリババ(amazonに対抗するネット通販)
アリベイ(電子決済、世界的には…なんだろう?)
銀聯(DCやマスターに対抗するクレジット)
百度(グーグルに対抗する検索サイト)


韓国だと、電話代わりの通信SNS
カカオトーク」がシェアが多いときく。
ほかは…あれ、わかるようでわからんな


日本は
検索部門で、ヤフーがグーグルを抑えている(自分は一貫してグーグル支持者だが…)
いちおう、SNSMIXIが頑張ってるって言っていいのかな?現状よくしらんけれども。
ネット通販、押されてるとはいえ楽天がこれほどの規模なのは大したもの・・・・・・・・・
電話代わりの通信SNSは日本企業か韓国資本かはともかく(そんなのはたくさんある)LINEが圧倒的に支配してる。
JCBというクレジットが立ち上がったのも、以前はすごく驚異的な話だったらしく

サムライカード、世界へ (文春新書)

サムライカード、世界へ (文春新書)

なんて本がでたりもした。
あ、そうだ動画サイト動画サイト。これも衰亡の兆しあると言われつつ、ニコニコ動画が成長定着してるんだからすごいんだ
画面にコメントが流れる仕様は、各国に模倣されたらしいしね。
韓国、中国ではyoutubeに対抗する動画サイトがあるそうだけど……


なんか、どれも情報が古いというか、正しいかどうかわからない…けっこう初発かどうか、とか言葉の壁、とか、当局の規制とかそれぞれにそれぞれなりの理由があるのかもしれない。
ただ、安倍一強ではないが「グーグル一強」「amazon一強」「youtube一強」とかだと面白くない。


こういうITサービスの中で戦国時代の地図のような「勢力圏」が分かる地図とか、だれか作ってくれないかな。
そしてどこがほろび、どこが天下を統一するのか。どこかの国で「独立運動」があるのか。そういう興亡を見ていくと面白そうだと思いました。


もとは「外食チェーン」「ファストフード」の興亡史、勢力地図に興味があったんですよ

これは週刊金曜日だったかな。南米を中心に寄稿していたライターが「中南米の〇〇国にはケンタッキーフライドチキンが出店が進出したが、地元のチキンチェーンXXXに敵わず撤退した!実に痛快だ、日本も見習おう」みたいなコラムをちょろっと書いててね。
で、ぼくは「いや反米とか独立とかはともかく、そのチキンってかなり旨いんじゃないの?日本に来ないかな」と即物的なことを思ったんだよね(笑)

マクドナルドだ
コカコーラだ
スターバックス
ケンタッキーフライドチキンだとかは
米国資本の横暴と覇権の象徴のようにも思えるが、日本のモスバーガーとかは、ある意味民族資本(なのか?)として米国の経済侵略に対抗・・・・・・とかじゃないな、ふつうに皆、味や値段で選んでいるだけ。それはどこもそうだろう。


韓国でチキン店というのは「いい大学を出ても就職口がなく、チキン店の屋台をやるしかない」というネガティブな象徴になっているともきくが、そんなに自国独自のチキン店がたくさんあるんなら、少なくとも味の独立の象徴じゃないの?と呑気に思ったりもする。一度韓国のチキン屋台を食べてみたいものだし、成功したものが日本進出することもあるだろう。



しかし日常的なファストフードやお菓子や即席めんのたぐいですら、国境を超えるとあまり情報は入ってこない。
めしばな刑事タチバナ」でたまに紹介されるのを待つのみです。
カムジャメンはうまかった。

 

http://gourmetmangalibrary.blog.fc2.com/blog-entry-15.html

サッポロ一番のしょうゆに決定しようとした所に韮沢が現れ、しょうゆなら「チャルメラ」だと話を交ぜ返してしまう。
で、しまいには話がエスカレートし、「昔ながらの中華そば」だ「出前一丁」だと話盛り上がり、何故か話は世界にと広がっていく。
ここまで話が広がっていくと素晴らしい!と思わざるを得ないですよね!
香港では定食屋でのラーメンが「出前一丁」であったりするというからビックリである。
この話の中でいつか食べてみたいと思ったのがあまり良い評判を何故か聞かない「辛ラーメン」を出している韓国食品メーカーの農心(ノンシム)。ここが出している「カムジャ麺」である…