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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

タカ派安倍政権の横暴に怒った自衛隊が官邸を襲撃、「ハト派クーデター」に決起…というSF。筆者は山口二郎氏


元は東京新聞に掲載。山口氏は元北大教授で、今は法政大教授だったっけか。

クーデタの夢魔 http://www.yamaguchijiro.com/?eid=1220

 気が付くと、私は妙な制服を着て、市ヶ谷の防衛省で演説を…(略)防衛省自衛隊に呼び掛けに来たのだった。
「諸君は、憲法9条の下、日本を守る自衛隊として、国民の生命と生活を守るために素晴らしい仕事をしてきた。平和に徹する活動は、国民の感謝と諸外国の信頼を勝ち取っている。今、内閣の憲法解釈の変更…(略)…こんなまやかしは断固拒否しなければならない。」

 なんだか、ハト派三島由紀夫みたいだな。すると、数えきれない自衛隊員が列を組んで…(略)「首相官邸に行って、外国の戦争のために死ぬつもりはないと伝えよう」という声が聞こえた。

「待ってくれ。シビリアンコントロールを破るのか」と言うと、「戦争知らずで戦争好きの政治家ほど、我々にとって迷惑なものはない。言葉で言っても止められないから力を振るうしかない。これこそ積極的平和主義だと、首相と取り巻きのばかな学者に思い知らせてやる」と誰かが…(後略)
東京新聞5月18日

本当は全部紹介したいのだけど、サイトに飛んでください。
まあSFです。
夢のお話です。
それに、主人公の筆者はクーデターをとめています。


だからポリティカルにコレクトです。OKです。
というか、新聞コラムが常にポリティカルコレクトである必要があるわけでもない。


しかし、『日本を守る自衛隊として、国民の生命と生活を守るために素晴らしい仕事をしてきた。平和に徹する活動は、国民の感謝と諸外国の信頼を勝ち取っている』とまで、現状の自衛隊を評価していたとは。(もちろん、夢=フィクションの中での台詞なので、実際の評価とは違うのかもしれませんが)


しかしこの決起軍(正義軍)? 「玉」は抑えたのだろうか?
いや、山口某の扇動を待つまでもなく、既にとあるかしこきところからの「密勅」を受けていたのだとしたら……