「ヴォルテールの国で、涜神は犯罪ではなく権利である」
今回の事件に先立つ2006年の「ムハンマド風刺画事件」について書かれた
http://d.hatena.ne.jp/fenestrae/20060209#p1
の記事のフレーズを要約、抜粋させてもらった。
「ここはヴォルテールの国だ」と言われたら、これは鉄壁の言葉だな。そして、この美しくも恐ろしい宣言はそのまま、不可避的に「ムハンマドの国」への宣戦布告になってしまうのではないか…
「イスラム風刺がカトリック風刺並みに当たり前になるまで続ける」
同じ漫画家の言。詳しく引用する。
http://www.jiji.com/jc/c?k=2015010800514
シャルブ氏は2012年の仏紙ルモンドのインタビューで、自身がさまざまな宗教を風刺しているにもかかわらず、激しい反発が起きるのはイスラム教だけだと指摘。「イスラム風刺がカトリック風刺並みに当たり前になるまで続ける」と語り、「私には子どもも妻もいない」と捨て身の覚悟で取り組む姿勢を強調していた
「両者は共約不可能であることを理解せよ」
https://twitter.com/masanorinaito/status/553022354847039488
https://twitter.com/masanorinaito/status/553023029521809408
masanorinaito @masanorinaito · 20時間 20時間前
西欧社会では無神論者であっても差し障りはない。宗教は選択的なものであって個人の自由意志にゆだねられる。したがって、イデオロギーと同様、非難することも侮辱することも言論の自由のうちに入る。繰り返しになるが、イスラム教徒にとってはこれが通用しないのである。その点で、両者は共約不可能な
(承前)関係にあることを非イスラム教徒の側は認識する必要がある。啓蒙の圧力をかけたり、武力を行使して市民を傷つければ、「水と油だ」と思い込むイスラム教徒を増やすだけである。そうなれば、実際に率は極め低くても母集団が十億を超える人びとの中から暴走する若者が出ることをとめられない
「新聞社じゃなくて、La poste(フランスの郵便局)を襲ってくれよ」
仏軍兵士Xの日記@外人部隊@L_P_N_1887
https://twitter.com/L_P_N_1887/status/552982120940183552
ちなみにテロの直後に、同じ中隊の日本人の同僚にこのニュースを教えたら「新聞社じゃなくて、La poste(フランスの郵便局)を襲ってくれよ。あいつら、仕事をしない癖に態度が舐め切ってるんだよ。」
と冗談交じりに言っていた
「審判の日には,最も重い懲罰に処せられよう。アッラーはあなたがたの行うことを見逃されない」
野洲潤一郎
@Yasu9412
https://twitter.com/Yasu9412/status/552953094141911042
https://twitter.com/Yasu9412/status/552953222189809665
でもやっぱ自分自身ムスリムなので一番記憶に残ったプラカードは、このコーランの一節(Al-Baqara 2-85)を抜き出して、12人を殺戮したテロリストを非難するもの。
互いに殺しあったのはあなたがたであり、(中略)凡そあなたがたの中でこのようなことをする者の報いは,現世における屈辱でなくてなんであろう。また審判の日には,最も重い懲罰に処せられよう。アッラーはあなたがたの行うことを見逃されない。
「俺も『レイシストはどんな目にあっても仕方ない』と言っていたが…」
https://twitter.com/Yasu9412/status/553002356179480576
野洲潤一郎
@Yasu9412
まぁそういうややこしいこと言い出すと議論もしにくくなるから、ええねんけどな(๑¯ω¯๑)まして日本では今まさに反レイシズムの強い価値観の浸透が大切で、それこそ次元は違うが「レイシストはどんな目にあっても仕方ない」的な言説の広がりを、俺も推し進めてるうちの一人やし。
「それは寛容ではない、甘いだけだ」
https://twitter.com/centurio_P/status/553130114834116608
宇宙市民にして戦車兵、ケントゥリオP
@centurio_P
今回の銃撃事件において、出版社の風刺がひどいものであり、イスラーム教徒の怒りを買うものだというのは実にそのとおりでしょう。これは事実です。だからといってその報復に暴力と殺戮が行われ、それに対し肯定的な、もしくは「しょうがない」という意見がでるのは寛容ではない。単に甘いだけです。
「攻撃されたのは、我々の文明であり、我々の生活様式だ」「『イスラム原理主義』がフランスで宣戦を布告した」
http://www.france10.tv/international/4572/
「国家が攻撃された。攻撃されたのは、我々の文明であり、我々の生活様式(mode de vie)だ。戦争が始まったといって過言ではない」
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0KI0IQ20150109
国民戦線のマリーヌ・ルペン党首は、「イスラム原理主義」がフランスで宣戦を布告したとし、それに対する強力かつ有効な対策が求められると述べた。
ルペン党首自身は、フランス的な価値観を共有する一般的なイスラム教徒と、「イスラムの名を借りた殺人者」を注意深く区別している。ただ、同党創始者でルペン氏の父親であるジャン・マリー・ルペン氏と、同党副代表のフロリアン・フィリポ氏は、もっとあからさまだ。
フィリポ氏はRTLラジオに対し、「イスラム急進主義と移民が一切関係ないと言う人は別の惑星に住んでいる」と語った。
「生命は神のみが奪う。」
http://www.huffingtonpost.jp/asif-arif/muslims-stand-with-charlie-hebdo_b_6434310.html
イスラム教徒が「シャルリー・エブド」を支持するのは、報道の自由を大切にし、そして何よりも、根本的で大きな敬意を生命に抱いてるからだ。生命は神のみが奪う。
(略)
彼らは、不正を前にしても常に忍耐強かったという開祖の名の下に行動した。イスラム教の開祖が道を歩いているところを女性から毎日ゴミを投げられていたという逸話がある。正義を訴えることもできたが、彼は何もしなかった。彼が忍耐強かった証拠である。その女性がゴミを投げつけてこなかったある日、開祖は彼女の具合が悪いのだと考えた。汚物で襲われなかったがゆえに、彼女の調子を気遣った。この忍耐と己の内なる憤怒との戦いこそが、真のイスラム教ではなかろうか? これこそが寛大な開祖からのメッセージなのではないか?
「命と引き換えには描くのはイヤです。皆に守ってもらわないと無理」
しりあがり寿 @shillyxkotobuki · 1月8日
https://twitter.com/shillyxkotobuki/status/553115975810170880
しかしなんだな。日本でこんな事件おこったら誰も風刺漫画描かなくなるかもな。
しりあがり寿 @shillyxkotobuki · 1月8日
https://twitter.com/shillyxkotobuki/status/553157001409093632
ですねーw …でも万が一誰かが書いた時、その人を守ろうとする人がこの国にいるかなー?RT @SushiLover_00:
https://twitter.com/shillyxkotobuki/status/553161091480449026
しりあがり寿
@shillyxkotobuki
いやー、命と引き換えには描くのはイヤです。皆に守ってもらわないと無理(笑)