何の気なしにブクマして、あとで読もうと思っていた記事。
潜水艦の歴史を俺が教える http://alfalfalfa.com/archives/7298381.html
「そういえば潜水艦のはじめて、って知ってるようで知らないような気がする」「シャーロック・ホームズとアルセーヌ・ルパンにそれぞれ「最新秘密兵器の『潜水艦』」を廻る冒険譚があるよね」(※前者は「ブルース・パーティントン設計書」http://jeremybrett.client.jp/25.html、後者は「ハートの7」」)
ぐらいの意識だった。
ただ、読んでみて、すごく印象に残った一節が……。
http://alfalfalfa.com/archives/7298381.html
そしてこれが世界で初めて戦果を上げた潜水艦
ハンリー潜水艇
1864年の南北戦争で南軍が投入した人力潜水艇。
1864年に、サウスカ ロライナ州チャールストン港外で、同港を封鎖中の北軍木造蒸気帆船「フーサトニッ ク」を外装水雷により撃沈、これが世界初の潜水艇による戦果だ。
なお、当時は潜水艇は敵味方双方から卑怯な兵器とみなされて、ハンリーに襲撃された装甲艦の艦長は、同艦を襲撃時に捕虜になった艇長を「文明国で認められていない兵器を用いた罪で」裁判にかけて絞首刑にするとおどしたそうな。
この一文を読んで
ドローンやら…ロケット弾やら……そのロケットに対してのありとあらゆる何十倍もの報復やら……
戦争の中にも最低限のルールや道義があり、それに反する行為をしたものは「戦闘」ではなく「犯罪」として裁かれるべきだ、という思想は、なんだかんだの神保町…にて、四捨五入すればやっぱり蛮行のブレーキ、人命の保護に役立ったとは思う。
しかし、今ふつーに、深くしずかに潜行している潜水艦が「文明国で認められてない」という話だとするなら、今戦場で使われてるのは、文明国で認めた兵器なのかなあ…というか、やっぱり決めるのは勝った方、アメリカ合衆国なのかなあ…などと、もやもやしつつ。