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http://digital.asahi.com/articles/DA3S11181084.html
この間、テレビのバラエティー番組に出演する安倍さんを見ていてびっくりしました。イチゴをフォークで、わざわざ半分に切って食べていたんです。
[:]
この違和感って何だろうと考えたら、「安倍さんは子どもなんだ」と思い至った。安倍さんは、子どもっぽいファンタジーの世界で、まったく役にも立たないことを、子どもならではの大胆さでやろうとしている。ヤンキーのケンカさながらに「友達がやられたから、守らなきゃ」みたいに集団的自衛権を論じている。国の政策ってそんなレベルの話じゃないでしょう。
(略)
安倍さんには「イチゴは一口で食べなさい。そして、大人の政治をしなさい」と言いたいですね。(聞き手・牛尾梓、写真は西田裕樹)
うむ。よくぞ言ってくれた…というよりこの発言を、たぶん分量的にはもっとしゃべったであろうインタビューからピックアップしてくれたものだ、聞き手の方は。
同じ新聞社ながら
武田肇 다케다 하지무 @hajimaru2 · 8 時間
https://twitter.com/hajimaru2/status/476383031934992385
北原さんの「奥さまは愛国」はとても興味深く読みましたが、首相のイチゴの食べ方がなぜ問題なのか、何度読んでもわかりませんでした。すみません…(集団的自衛権 行方を問う)未成熟な理屈で押す首相 ライター・北原みのり氏 - 朝日新聞デジタル http://t.asahi.com/eye3
と困惑する声もあったが、
この際、気にしない。
食事の場面を舞台に性格やら器量を云々する、というのは何も彼女が始めてというわけではない。
http://m.webry.info/at/194116410/201301/article_4.htm?i=&p=&c=m&guid=on
関東に覇を唱える北条氏康は、ある日嫡子である氏政と食事をとったのだが、氏政の「汁かけ飯」の食べ方を見て「これで我が代で終わるのか・・・」嘆いたという。
氏政や家臣は不審気な顔で氏康の方を見たのだが、氏康は皆の顔を見ながら次のようなことを言ったというのである。人は何度も食事する中で、自然と、飯に汁をかける量を鍛錬するものであるが、氏政は一飯に二度も汁をかけている。
このような不器用さでは、人の目利きをすることなどできない。
人を目利きできなければ、良い侍を抱えることなどはおぼつかない。
今は戦国乱世の時代だ。
良い侍を集められず、人を使えない氏政は、自分が明日にでも死ねば、あっという間に、賢い敵に攻め滅ばされることであろう。
藤原帰一
http://www.1101.com/iijima_shokudo/fujiwara/2009-11-02.html
ご飯の場面って、性格を表す場面に使うでしょう。
映画じゃないんだけど、
筑紫哲也さんが福田赳夫元首相のことを
『旅の途中』という本に書いてるんですね。
福田赳夫の朝ご飯をテレビで撮った。
卵かけご飯を食べる。
ここまでは普通ですね。
卵にお醤油を入れてご飯にかける。
そうするとご飯が少しなくなってきたあたりで、
器に卵がちょっと残ってるじゃないですか。
残った卵がもったいないからって、
ご飯を卵のほうの器にまた盛ってそれを食べる。
これでね、本当に福田っていうのは
正真正銘倹約家なんだ、大蔵大臣なんだっていう。
筑紫氏の本では、テレビは非常に伝わる情報が多い、という例にも挙げていたな。
ただ、しょせんは信頼性や説得性という点ではどれも疑わしくてね……
北条家の話は伝説としても、
たとえば福田赳夫の卵ご飯のエピソードはリンク先で読むと、そこで引用した藤原氏に対して糸井重里氏が異論を言っている。
糸井 それはぼくはちょっと異論があるんです。
自分もやるんですよ、それ。
つまりね、卵ご飯っていうのは
黄身が残るんですよ。
白身はほとんど動きやすいんで
先に食べちゃう。
だから最後に入れたご飯で食べる時は
黄身ご飯が食べられる。
飯島 なるほど。
藤原 そうか。福田赳夫は黄身が欲しかった。
最後に黄身ご飯で食べたかった。
もったいないってだけじゃないんだ。
糸井 そうだと思うんです。
藤原 いや、今日は来た甲斐があった!
あっ、完全に藤原氏は「福田の卵ご飯の食べ方は、福田の政策(石油ショックでの狂乱物価抑制のための緊縮財政)を反映している」論を捨てて、あまつさえ感動してるわ(笑)!!
まあ、
もっとほかのことでの
性格判断もある。
http://d.hatena.ne.jp/tyokorata/20130913/1379147822
昔ジャンプで連載されていた人気時代劇漫画で、風呂屋に於ける異文化や多様性を認めない、狭量な主人公がいまして。
今で言うところのサウナに、色とりどりのフンドシで入浴してきた若者を、主人公が自分の風呂場に於ける価値観で叩きのめす話がありました
(略)
「ふんどしが気に入らなかった。紫や金のふんどしなんかあるか!ふんどしは男の最後の着衣だ!これこそ己の心のように輝く白であるべきだ!」
だが俺は、このイチゴ割り野郎の野望を見抜いた!!!
安倍”イチゴ割り野郎”晋三首相の、おぞましいメッセージを俺は読み解いたよ!!
「イチゴ割り=1.5割=15%」
……つまり消費税は最終的に15%にまで上げるぞ、という示威的行為!!
ゆる
せん。
この「イチゴゲート」で国会は大荒れ確実!!不信任案が可決されるかも。
政界再編がささやかれる今、次の政治は
「イチゴ割り是か非か」
を対立軸に結集する。ノビーがCIAとモサドから確認したところでは、石原慎太郎が急進的イチゴ分割派で、橋下徹が意外やイチゴ分割に慎重。そのためにイチゴならぬ日本維新の会が分党に至ったそうである。
もしこのイチゴ問題が国会で徹底追及されたら、公明党はともかく、支持母体の創価学会がどう反応するか…。庶民とともに行き、庶民とともに泣き、庶民とともに死んでいく。デージンはみなさんの部下だからね。
「天文法華の乱」ならぬ「平成法華の乱」が勃発する可能性は高い。
そして自民党の中で、「イチゴ分割」に心中反対な人たちも決起しよう。その中心になるのは村上誠一郎か、野田聖子か、それとも小泉進二郎か。
小泉ジュニアが動くなら、父親小泉純一郎と、細川護煕の動きも気になるわけで…。
これらが
「イチゴ分割反対」を大きな旗印に結束すれば…不信任案は俺の読みでは、通る。
こういう政治的なことに対して、あちらの心情を忖度するのも恐れ多いことだが…かしこきところあたりでも、イチゴ分割への懸念というものがある、というのが周囲の噂である。
追い詰められた安倍首相は総辞職するかもしれないが、破れかぶれで解散に打って出るかもしれない。世に言う「イチゴ解散」。
……ただ、寝技師の菅義偉官房長官は、そういう事態の回避に動いていて、民主党や未来の党と水面下で調整し、国会に調査機関を設置する方向に持っていこうとしているそうだ。
もちろん、それでも政権の危機は去らないが、少なくともその機関が報告書を出すまでは時間が稼げるというわけだ。
その報告書を、世に
「いちご白書」
という。(完)
追記 togetterつくった
北原みのり氏「安倍首相はイチゴを半分に切る子供。大人の政治をせよ」(朝日新聞)への反応 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/679019 @togetter_jpさんから