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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

中島岳志が語る「リベラル(含民主党?)と立ち上がれ日本が連携できる理由」

http://www.47news.jp/news/2010/12/post_20101224190301.html

菅直人首相(民主党代表)が「たちあがれ日本」(平沼赳夫代表)に対し、連立政権づくりに向け入閣を要請していたことが24日、分かった。たちあがれ日本は27日に緊急議員総会を開き対応を協議するが、党内には菅政権への協力に否定的な意見も根強く、調整は難航しそうだ。  たちあがれ日本園田博之幹事長は・・・

ただ、この騒動の前にだ。
中島岳志氏が「マガジン9条」でこういう話をしている。
http://magazine9.jp/taidan/010/index1.php

まず、大きな対立軸が二つあります。一つが、新自由主義的な「リスクの個人化」と、保守・社民主義的な「リスクの社会化」という対立軸(Y)。一方で、価値観に関する対立軸(X)もあって、これはまた別なんです。タカ派的でパターナリスティック(父権的)な価値観と、いわゆるハト派的でリベラルな価値観。外国人参政権夫婦別姓をめぐる議論などが、ここに現れます。このY軸、X軸のどちらの軸に問題を設定するかで、対立の構図が変わってくるわけですね。 リベラルな価値観のもとでリスクの社会化を目指す(2)は社民主義政党から宏池会のような自民党の中のリベラル派が入ります。(1)はタカ派的な価値観を持ちながら、セーフティネットを整えようという志向が強いグループで、「たちあがれ日本」などが入ります。一方、みんなの党は価値の問題についてはややリベラルでありながら、リスクの個人化を目指すわけですから、(3)になります。(4)はタカ派的でリスクの個人化を掲げる安倍晋三のような人ですね。 (略)
この軸を頭に入れておくと、誰が「味方」なのか、誰となら組めるのか、がわかりやすい。例えば、夏の参院選のときに、(2)の与謝野馨さんが「たちあがれ日本」という新党を立ち上げましたけど、あれはこのYの軸に沿って分かれようとしたんだと思うんです。僕たちにとっては「何で?」という感じでしたが、Xの軸をひとまず置いておいて、Yの軸だけで見れば、みんなの党とはまとまれないけど、平沼(赳夫)さんはここ(1)だから一緒にやれる、ということになります。(略)
与謝野さんは、麻生内閣のときに財務相などを務めていたでしょう。僕は今、「麻生内閣はよかった」って1人で擁護しているんですけど(笑)、御輿の一番上に乗っかってる人はダメでも、与謝野さんが全体をコントロールしていたために、経済・社会保障政策では保守リベラルから社民寄りだったんですよね。「派遣村」の問題がクローズアップされた後、世論が大きく変わって、首相の麻生(太郎)さんまでもが「行き過ぎた市場原理主義からの決別」ということを言ったし、あのときできた「安心社会実現会議」なんて、非常に重要なことを提言していたと思いますよ。

んで辻元清美

辻元 こないだも、与謝野さんと食事をしていて「今何されているの?」っていう話になって。そしたら与謝野さん、「今は『手空き職人』でぶらぶらしております。注文が来ませんから」って言ってた(笑)。もったいないから、与謝野さんと加藤さんと、あと園田(博之)さんとかも入れて、「もったいない連盟」を組もうか、って言ってるの。

まあ、
適当に
組んでくれ。