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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

「カブトムシやクワガタの飼育は、欧米ではゲテモノ扱い」

JSFビスマルク17連敗中 ‏@obiekt_JP
https://twitter.com/obiekt_JP/status/451391709247569920
ヨーロッパミヤマクワガタ採集日誌2006 
http://www.asahi-net.or.jp/~dh7k-sgn/kuwabaka2006b/eimon/lucanus_cervus2006.htm
日本のミヤマクワガタより大きいんだよね。パリ郊外でも採集できる。

面白いのは、日本だとカブトムシやクワガタを買うのはポピュラーな趣味だけど、欧米ではゲテモノ趣味扱いされているってこと。ヘビやトカゲを飼うのと似たような扱い。

「そもそもヨーロッパにはいないからねー、しかたない」と思っていたが、いるんだとか。あれ?学研まんが「カブトムシ・クワガタのひみつ」にはヨーロッパにいない、と書いてなかったかな?あれはカブトムシ限定の話だったろうか。

にしても、存在を知っている上でクワガタを飼うのがポピュラーでなくゲテモノ趣味だというのには、本当に文化の差を感じざるを得なかった。カブトムシVSクワガタという、ベビーフェイスとヒールの二者対立構造であるからこそ、日本では受けているのかな。()カブトムシがもちろん善玉で、クワガタはわるいやつ)
ほかのアジア諸国ではどうだろうか。
 
にしてもヨーロッパでクワガタがゲテモノ趣味だというのは、文化相対主義やポリティカルコレクトネスを身につけているからこそ「いろいろ地域によって文化は違うねえ」と思うのだが、素で感想や反応をいったら「なんでなの?」とか「おかわいそうに」とか「○○なの?」とか言い出しかねない。
それほどに、カブトムシやクワガタがかっこいいねえ、たのしいねえというのは普遍主義的な文明に属するものだと思っていた。

司馬遼太郎が語る「文明」と「文化」(アメリカ素描 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20131102/p1


…人間は群れてしか生存できない。その集団を支えているものが、文明と文化である。
いずれも暮らしを秩序づけ、かつ安らげている。
 ここで、定義を設けておきたい。
文明は「たれもが参加できる普遍的なもの・合理的なもの・機能的なもの」をさすのに対し、文化はむしろ不合理なものであり、特定の集団(たとえば民族)においてのみ通用する特殊なもので、他に及ぼしがたい。つまりは普遍的でない。

この定義の「文明」として「カブトムシとクワガタはかこいいね」があると思ってたのだが。