INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

GSPが「自分は”個人の感覚として”女子格闘技はちょっと…」と発言したらこうなった→つまりこの問題。

こうなった。

2012年11月21日
GSPの「ジョシカクを見るのはツライ」発言にミーシャ・テイトが反論

http://sadironman.seesaa.net/article/303169749.html

この元発言の記事も読んだからどこかにあるはずなのだが、ちょっと発見できず。

あの格闘技界のロール・モデル、正統派ヒーローが思わぬつまづき、のようだ。


で、自分はこの問題に関しては「すでに」書いています。
昨日きょうの記事にたいして、なんで「すでに」書けるのかって?

それは、この問題とほぼイコールだから。

■差別でもDisでもなく、純粋に「私は嫌いだ」と言う権利…マドンナのあじさい騒動で考える。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110918/p2



■「嫌う権利」話補遺…「僕らは寛容だ、だから非寛容のイスラムは敵だ」について再掲載&関連リンク増補
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110921/p6

二つの問題をこの枠組みで考えていただくことが、なにがしかの参考になればさいわい。

ああ、もうひとつだけリンク、および孫引きをしようかな

■『寛容は「普遍」を経て不寛容となる』〜欧州の反イスラム運動
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120427/p2


(孫引き)
・・・20世紀を通じて構築し、普遍的な価値を持つと声高に主張してきた言説そのものが、逆手にとられている・・・(略)少なくとも、ヨーロッパに関するかぎり、人々の持つ価値観は年を追うごとに、より寛容でリベラルなものになってきている。(略)その価値を守ろうとすればするほど、今度はそのような価値体系を持たない人々や文化との差異が際立つことになる。(略)この一連のプロセスそのものが、実際には暴力行為…ヨーロッパのリベラリズムは、「寛容」を許したことによって、「寛容」そのものを失くしてしまっているという逆説・・・


今日は忙しいのでこれにて。


余談:NHBニュースリンクからの皆様へ(繰り返し)

今日は格闘技の記事が1エントリなのでこの機会に繰り返し。
更新を反映するNHBニュースリンクで、この「見えない道場本舗」からリンクが張られる場合、コントロールがうまくいかず格闘技以外の記事からリンクが飛ぶことがままあります。
そのときはたいてい、同日の別の記事が格闘技の話題なので、左上の「日付」部分をクリックしてもらえればそちらも読めると思います(大体は冒頭からのいくつかの記事です)