テルマエ・ロマエが大ヒットした後、海外在住漫画家として、日本の漫画慣行にも物申す存在となったヤマザキマリ氏と、現在の漫画界で理論的支柱、思想的リーダーになっているとり・みき氏の対談は、その日本の漫画慣行に物申すところが大きな反響を呼んだ。
既に海外(欧米)では「連載漫画」や「連載小説」というカルチャー自身が滅びかけている、という話も出たりしてそっちも興味深いが、「ヤマザキマリ氏が将来描きたいテーマ」という実に興味をひれる一文があったので、埋もれないようピックアップしよう。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20130903/252975/?P=5
マリ:もっといろんな方に知っていただきたい、古代ローマやルネッサンスの偉人や沖縄の学徒動員、これをマンガに描いて全うするまで死ねない。
ローマやルネッサンスのことを描きたい、はテルマエから考えればさもありなんだが、「沖縄の学徒動員」がその次に出ているのは興味深い。
まあ、その前に「スティーブ・ジョブス」終わらせなきゃいけないんだろうけど(笑)
- 作者: ウォルター・アイザックソン,ヤマザキマリ
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