もう次回が出るので急いで。
いや、勝ったのは我々ではない。
とり・みき
013年9月12日(木)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130911/253287/…つまりプレゼンを見ていたときに感じていたモヤモヤが「まんまと成功してしまった」と…(略)だが、そのモヤモヤの正体は、まさに「成功してしまったがゆえ」に、なかなか自分でも見極められないでいた。なんだか気持ち悪い違和感がずっと昼間まで続いていたが、やがてこれは「トラ・トラ・トラ!」に対する「ミッドウェイ」や「パール・ハーバー」のようなものだな、と思い至った。
あるいはまた、アメリカン・ドリームを成し遂げた鉄板焼きのパフォーマンスとか、テリヤキソースの人(ご苦労はあったろうが)のCMとか、プリンセス・テンコー・ショーを眼にするときの、あの、いたたまれない気持ち・・・(略)
少年マガジンの「聲の形」は編集部がストレートすぎるほどストレートに「これは傑作です」と宣伝して話題になった。
その手法を借りれば、このコラムは
「とり・みきコラムの、そして五輪誘致を評したコラムの中で最高傑作」
だと断言したい。
・・・と、これだけにするつもりだったけど、テーマである「誤解されがちな(それも微妙に)日本」に関して、格好の補助線となる記事もみつけたので一緒に紹介したい。
漫棚通信
映画原作『ウルヴァリン』の珍ニッポン
http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-f62e.html
テレビ放映するたびに見てしまうのが映画「ラストサムライ」。わたし映画館でも見ましたが、これ好きで好きでたまらん作品なのです。よく描かれているようでも微妙にどこか違う感がただよう「日本」がねー、すごく好きなんですよ。横浜か東京かわからない微妙な都市と遠景に見えるお城。奇妙な奇妙な宮城。日本には存在しなさそうな植物や山や荒野。日本人俳優が多く出ていて立ち振る舞いがそれなりだから、なおさら美術や演出の微妙さがめだつところとか・・・(略)