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『タイタニア』第4巻の予約が始まりました。
田中さんの新刊、『タイタニア』第4巻「烈風篇」の予約が、Amazonをはじめとするネット書店で始まったそうです。
- 作者: 田中芳樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/09/25
- メディア: 新書
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なんと22年ぶりの新刊…次の巻(おそらく、この第5巻で完結になります)は、いま執筆している『アルスラーン戦記』の新刊(…を書き上げたら、すぐ…執筆の進捗につきましては、またこのブログなり、Twitterなりでお伝え…
22年か。次回完結か。
銀英伝10巻あとがき P239
<それにしても、ほんとに、まったく、ようやく、やっと、どうにか、ついに、終わりました。これで「銀英伝」も小説になれました。これまでは【小】説でしたから。完結していない小説など、屋根のない家も同様で、細部がどんなによくできていても、全体的な評価をしていただくわけにはいきません。これで悪いなら悪いなりに、全体像を批評していただくことができます。
一〇巻で終わるということは、かなり以前から宣言していたはずなのですが、一部では信用していただけなかったらしく、「一〇巻で終わらずにもっと続けるそうだ」とか、「いや、八巻で中断して投げだすそうだ」とか、奇妙な噂が流れ、その噂をもとにして一方的に抗議されたりもしました。作品の質やミスに対して批判を受けるのは当然のことですが、作品に対する作者の愛情を疑われたことは、私にとっては、はなはだ不本意なことでした。それらの噂や抗議に対する私の返答は、ここに銘記されたとおりです。ご納得いただければ幸いです。>
ただ、既刊からの収入で悠々と生活できるなら、何も苦しんで執筆することもないと思う。上の「銀英伝あとがき」を全面撤回し、そのままのんびりするのもありだと思う(笑)。
佐藤大輔(作家のほう)「皇国の守護者」2巻まで文庫になった。
- 作者: 佐藤大輔
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2013/05/23
- メディア: 文庫
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- 作者: 佐藤大輔
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2013/08/23
- メディア: 文庫
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ご存知の通り、のちに「シュトヘル」を描いた伊藤悠氏が漫画化し「原作以上の魅力を引き出した」と高評価を得た一方、5巻で終わったのには、円満ならざる経緯があった、という噂もよく聞く。
- 作者: 伊藤悠,佐藤大輔
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/03/18
- メディア: コミック
- 購入: 7人 クリック: 556回
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なんにせよ、文庫になるのは読者も増えていいことだろう。作者にとっても新しい収入になり、それで生活ができれば、その静かな生活を乱すこともない。そんな達観。
りょうにゃん @so_uk_ryou
https://twitter.com/so_uk_ryou/status/371858364713549825
萩原一至「タイタニア4巻の予約が始まったようだな」
佐藤大輔「クックック奴は」
奈須きのこ「富樫病四天王一番の小物……」
冨樫義博「気まぐれごときにやられるとは」
火浦功「富樫病の」
永野護「面汚しよ……」
俺ら「四天王の枠じゃ足りてねえのか」
【追記】その後、ここに飛びます。こちらも出来れば読んでもらいたいかな
■田中芳樹「タイタニア」4巻発売を「こち亀」風に論じてみた。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130830/p2