自分が読んだのはいつだったかな…先月末か、今月はじめぐらいかな……記憶だと見開きで一挙に載った特集なので、以下のとは違うような気もするけど、題材がかぶっているやつもある。
「宇宙開発は新時代へ 日本の技術が生んだロケットの“革命児”」:イザ! http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/science/672495/
「鉄鋼よりも強いクモの糸 自動車や人工心臓など応用に期待」:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/672577/「ウナギの完全養殖 実用化向け研究進む 「餌の謎解明」幼生の9割生育」:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/science/672585/「「人工光合成」研究進む 燃料や工業原料を生み出す夢の技術」:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/science/672745/「超電導ケーブル開発 電車の省エネ「常識覆す突破口」」:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/672762/「藻から燃料…目指せ「産油国」 石油に代わる再生可能エネルギー 」:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/science/672781/
ああ、やっぱり読んでみたら、これでいいいだ。自分が読んだ見開き特集だ。
いいねえ。実に夢がある。
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今回もたとえば、その実用化を前提として政策を組み立てるのもヘンだとはおもうけど、でもこんなふうに自信ありげにいわれると期待したくもなる。
省エネの切り札と期待される技術の研究開発が進んでいる。電気抵抗による送電ロスを大幅に減らせる超電導ケーブル…平成30年ごろに実用化される可能性がある。
(略)
超電導は、金属などを極低温に冷やすことにより電気抵抗がなくなる現象。超電導ケーブルは、電線を断熱管で「魔法瓶」のように包み、液体窒素を中で循環させて零下196度に冷却し超電導状態にしている。
平成30年!! あと5年後!!!
そして超電導か……
「電気抵抗をゼロにする夢の技術が開発されました」
「その発生条件は」
「マイナス二百ン度です」
「それじゃだめじゃん」
というのが、リアルタイムでいわゆる「超電導」が発見されたとき1980年代、90年代のぼくらの反応だった、と記憶している。ただ液体窒素って、他の冷却材に比べてけっこうお安いそうで。しかし、それにしても
超電導ケーブルは、電線を断熱管で「魔法瓶」のように包み、液体窒素を中で循環させて零下196度に冷却し超電導状態にしている。…超電導ケーブルを使えば送電ロスがなくなり、遠くの変電所からも電気を供給できるようになる。
とはねえ。
実はパトレイバーの設定も、当時本当に実用化が言われたばかりの「超電導」のモーターで動くという設定になっていた。ほとんどその設定は漫画でもアニメでも登場しなかったけど、映画版1では、その超電導をやるための冷却材が漏れて、川が凍る…というシーンがありましたな。
この種の新技術と、内山氏に関してはほかにもトピックや思うところあるのでまた機会あれば。