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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

サマーウォーズは「古い大家族の問題点が描かれてない」と批判を浴びた…なら「乙嫁語り」は?

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130312/p3
上のこの話から続く。

一度、自分なりの「乙嫁語り」感想は書きたいと思っている。異文化と文明の水準とか、遊牧民族(でもなく、むしろ都市の民っぽいけど)と肉食とか、家族や街住民単位の小規模紛争とか・・・いろいろ語りたいことはある。
だからこの、突発的に発生した「電子書籍1冊85円まつり」に合わせて書きたいと思ったが・・・
これまた偶然、きのうtogetterの「関連記事」リンクを何かから飛んでいったら、「サマーウォーズ」論にたどり着いたのだった。

サマーウォーズを田舎の大家族の嫁の視点で観たら
http://togetter.com/li/342972
 
■「サマーウォーズを田舎の大家族の嫁の視点で観たら」への共感的・批判的ツイート』まとめ
http://togetter.com/li/343924


サマーウォーズ」の、特に家族やばあちゃんの描き方をめぐる議論は
映画公開年の2010年にはてなでも盛り上がり

■2010-08-13 アナーキーな自警団「サマーウォーズ
http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20100813
そのはてブ
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20100813

自分もその感想を書いたのだった。

■「サマーウォーズ」、深町秋生ブログでの批判を考えた(副題〜「世界を救うのは僕らだけ」を「あとの奴らはみな愚民」にしない演出とは)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20101121/p4


上のtogetterは2012年に生まれている。これは同じ細田守監督の「おおかみこどもの雨と雪」が映画公開されるとき、キャンペーンの一環として映画が初めて…だったかな?地上波テレビ放送されたので、再度話題になったためだったはず。
ちなみにtogetter「サマーウォーズ」タグを見ると、映画公開の2010年には

町山智浩サマーウォーズ」映画評をめぐって
http://togetter.com/li/58643

も話題になり、これは自分のはてな記事にも参考にしたはず。


でまあ、自分がはてな記事を書いた懐かしさやタイトルの秀逸性もあって、togetterをはーはーほーほーと見ていたら

ああ、次は「乙嫁語り」だ…
Keyray7

むむっ!!!ガタガタガタッ!!
そーだよ「古きよき家族の理想的なとこだけを描き、抑圧的なところを描いていない」的な批判が森薫乙嫁語り」に向けられる未来は・・・あるかもしれないし、ないかもしれないな(笑)。
いや、仲のいい夫婦を自分の都合で離縁させて再度別の有力者に嫁がせようとする実家の抑圧(※地域独特の風習があるので、この話はちょっと複雑だが)、どんなおてんばでも「家事労働は女性の仕事」であることを前提にした「しつけ」、結局は結婚しないと立ち行かない生活・・・のことなども語られている。だがその語られ方はいいのかどうか。


自分は読んでいて「あ、こりゃ問題だ」と実際思ったことはなかったけど、確かに上のお題(お題っていうな)・・・乙嫁語りを男女平等の視点や大家族の抑圧の視点で読めといわれると・・・言われてないけどさ(笑)「あ、そういう前提ならここ問題ね」「ここも問題ね」と官僚主義的な検閲官なみに付箋を貼り付けられる自信があるな。


こういうふうに並列したのは、togetterのコメントひとことがきっかけだが、感じとしてはキングコング対ゴジラというか、プロレスのプロモーターというか・・・・・・「こっちのテリトリーで大暴れしている『大家族批判』を来日させて、こっちのテリトリーのエース『乙嫁語り』にぶつけたら、どっちが勝つだろう?」的な興味だ。
(自分の前者に対しての評価はhttp://d.hatena.ne.jp/gryphon/20101121/p4に書いた)
実際、並べてしまうと失礼だが
田嶋陽子氏や斎藤美奈子氏が『乙嫁語り』を読んだら?」
もちょっと気になる。とくに後者は書評家で漫画評論も書いている人だから、この作品が順調に評価を積み上げていけば十分どこかで接点が出来るだろう(もしかしたらもう既に斎藤氏の作品評はあるかもしれない)。