http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130306/k10015982671000.html
アメリカに対する過激な言動で知られ、がんの治療を続けていた、南米ベネズエラのチャベス大統領が、現地時間の5日午後4時半ごろ、死去しました。
58歳でした。
そうか・・・・・・。
今の路線を進めていく先にはあまりいい未来は無いのではないか?と懸念していたが、同時にあのような形(原油収入の国有化と貧困層への分配)をしておく必要は、どこかであったのではないか。それはもっと粘り強く、また富を再生産するような形でやったほうがよかったのか、などいろいろと問題はあったが、やはり明日のパンをとにかくも保障した上で次へ、という面も多かっただろう。
チャベス型社会主義(シモン・ボリパル主義)は彼がこうやって現世を去った後、修正された上でどんなふうにエッセンスが残っていくかが勝負どころだと思う。卒業する地域も、これから必要になっているところもあるだろう。
チャベスは社会主義者を自認しながら、敬虔なカソリック信者でもあった。
いまは世界の評論家や経済学者の評価より厳しく、また温かい審判者のもとへ向かっているのだろうか。