例の、へんな実写版ドラえもんを作ったトヨタは、元日の新聞裏面に1面広告を出した。
http://www.reborn-toyota.jp/
2012年の広告はこんな感じだった。
http://nuruwota.blog4.fc2.com/blog-entry-1916.html
へんな実写版
キャンペーン全体ではドラえもんと深く関わっているから権利料は当然払っているだろうけど、昔ナンシー関が、小さな引越し業者が「ペレ、ジーコ、マラドーナ・・・」と世界的サッカー選手の「名前」をサッカーボールの映像と一緒に出してるCMを見て「これの権利とかはどうなってるのだろうか」と書いていたな(笑)。
それより、「日本はドラえもんのような国に」か・・・
「『オバQのような国』じゃだめですか」
「だめです」
藤子・F・不二雄大全集 新オバケのQ太郎: 藤子・F・不二雄大全集 第3期 (1)
- 作者: 藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/09/22
- メディア: コミック
- 購入: 4人 クリック: 23回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
「アメリカだけで充分です」
- 作者: 藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/07/25
- メディア: コミック
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
編集手帳 2012年12月29日付
ご存知の通り、読売新聞「編集手帳」は有料の「読売プレミアム」に昨年移行している。
http://r1976.exblog.jp/17063994
http://env.at.webry.info/201212/article_3.html
などから孫引く
(略)・・・
〈自転車で君を家まで送ってた どこでもドアがなくてよかった〉(仁尾智)。異色の歌集『ドラえもん短歌』(枡野浩一選、小学館)から引いた。
到着すること以上にその道のりが大事、という場面はたしかにある。
この春、進学や就職で郷里を離れた人にとっては、
年末年始の休みを過ごす帰省の旅がそうかも知れない。母親の手料理であれを食べる。これを食べる。
幼なじみの誰それに会う。
「帰心、矢のごとし」というよりも列車や長距離バスの車窓を眺めながら、あれこれ思いをめぐらす時間が楽しい、という人は多いはずである。同じ歌集から。
〈ドラえもん 話を聞いて そばにいて ひみつ道具は出さなくていい〉(麦ちよこ)。・・・(後略)
57577のリズムに乗せて、「ドラえもん」のなかまたちや、ひみつ道具を読み込んだ短歌。それが「ドラえもん短歌」です。
- 作者: 枡野浩一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/07/06
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
失恋をグウで殴ってもう決めた 私今日からジャイアンになる
僕たちが今進んでいる方向の 未来にドラえもんはいますか
かんたんな日本語だけでつくられていますが、その内容は、だれもがうなずけたり、ぐっと来たりする、意味の深さを持っています。
また、文字数を数えてみると、見事に57577と、紛れもない日本の伝統的な短歌の一首として完成しています。