2012年10月18日の毎日新聞から
【メモ】「ドイツ議会、連邦議会選まであと1年、選挙モード突入」記事要約
・緑の党は震災直後反原発で人気急上昇(一時は25%)…だがメルケル与党も脱原発を決め事もあり、支持率は元の規模(12%前後)に戻ってしまった。だから最大野党の社民党+緑の赤/緑連合での政権奪取、は「?」。
その一方、与党連合は、メルケル首相の「キリスト教民主社会同盟」がきわめて高い39%の支持率。ギリシャなどに「厳しい姿勢」なのが人気の秘密とか。だが・・・連立する小政党「自由民主党」が不人気で、それ以下だと議席ゼロになってしまう「得票率5%以下」になるかも。この場合、現連立も続かない。
・そして、鍵を握るのは、著作権からの自由や検閲反対を主張する「海賊党」!この党が5%の壁を突破したとき、左右の大勢力がともに過半数割れとなるだろう。すると、それが逆に「保革大連立」を導くかもしれない。
海賊党は各政治勢力の批判票が集まり、それが逆に幅の広い「ミニ国民政党」な形になっている。
・大きな争点になりそうなのが「脱原発、再生エネ押しの電力料金値上げはどこまで耐えられる?」問題だ。
とのこと。
いまや欧州の完全なる盟主、第?帝国だとも言われるドイツ・・・その体制を文字通り左右するのが「海賊党」という構図になりそうだという。単に1、2議席を取るというお遊び的な政党ではなくなりそうだし、ひょっとしたらキャスティングボートを握るかもしれない。
海賊がねえ。出世したねえ・・・。
さて「日本海賊党」は、いつか生まれるのだろうか。