http://mainichi.jp/opinion/news/20120905ddm003070083000c.html
今年は大震災以前に比べ、石油代で2兆円、天然ガス代で2・5兆円、計4・5兆円の支払い増加になるという(日本エネルギー経済研究所)。
日本が貿易赤字国に転落した最大の要因だ。いまのところ・海外の投資収益で赤字を消しているが、高齢化で海外資産も取り崩すことになる。あと数年もすれば経常赤字国・・・・・・だから、化石燃料代をなんとか抑えたい。折から米国ではシェールガス革命が進行中である。米国のシェールガス価格は100万BTU(英熱量単位)当たり3ドル程度。日本が輸入しているLNG(液化天然ガス)は約17ドル。6分の1・・・
2兆円か。貿易赤字か。
資源が無いナイと言われていたから「貿易赤字」はやっぱりびくっとする世代。
シェールガスでガスが安く、また買い付け先が世界中に分散できれば万々歳、なのだが・・・
「シェールガス革命は欧州にも波及するか」と聞かれて「トロツキーはロシア革命の世界拡散を夢見たが、幸いなことに実現しなかった」と答えた。つまりノーだ。
(略)
シェールガス革命は本当に「革命」なのかどうかちょっとあやしい面がある。ニューヨーク・タイムズがシェールガス業界の内部文書や電子メールを入手して、業界の内情を暴露し続けている。面白い。「本質的にもうからないビジネスだ」「ネズミ講みたいなもの」など将来性を疑わせる内輪の話満載。シェールガス革命の見極めにはまだ時間がかかるということだ。
さて、どうでしょう。こういうときはそのニューヨークタイムズの元の記事を読めばいいのだろうけど、もちろん僕ができるわけもないのでほっておくのである。
とりあえず紹介まで。