たまたまつけていたNHKで、番宣をやっていて知りました。
http://www.nhk.or.jp/drama-blog/1550/
http://www.nhk.or.jp/dodra/dodrasp/index.html#d11
[中村チーフプロデューサーよりごあいさつ]
このドラマは昭和史を題材にしておりまして、登場人物の9割以上は実在の人物を実名で描かせて頂いております。制作にあたっては歴史に対する敬意、歴史を作った先人達への敬意を払うことをいつも念頭に置いてドラマを制作してまいりました。
タイトルの「負けて、勝つ」は吉田茂の言葉から作ったタイトルです。吉田茂の「戦争に負けて外交に勝った歴史がある。」という言葉があります。これは、吉田茂が戦後の非常に苦しい状況の中でこの国のリーダーとなることが決まった時に、本当に大丈夫なのか、この国を立て直せるのかと聞かれた時に、こう答えた。という言葉です。吉田茂は戦争中にイギリスの歴史を勉強していて、大英帝国と言われた栄光になる前に、手痛い敗北を喫していたのに外交の力で回復した歴史を勉強していて、日本もそれと同じ事が出来るはずだということを念頭に置いて言った言葉です。ただ当時の日本というのはイギリスとは比べ物にならない負け方をしていて、明日食べるものも無いという状況の中でこの言葉を口にしたわけです。非常に誇り高い日本人がいて、この言葉を実行に移そうとした実行力ある日本人がいたんだということを感じ取ってもらえたら幸いだと思っております。
吉田茂については自分は再開した「ヤミの乱破」にからめて以前書いた。
■再開「ヤミの乱破」(細野不二彦)レビュー。吉田茂の光と影。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120330/p3
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- 作者: さいとうたかを,早坂茂三,戸川猪佐武
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