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第43回 大宅壮一ノンフィクション賞
[選評]猪瀬直樹・立花 隆・関川夏央・藤原作弥・西木正明・柳田邦男
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/05/10
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これまでは発表当日の記者会見で、委員を代表して答えた猪瀬直樹のコメントしか分かりませんでした。
その猪瀬氏のコメントと、受賞者増田俊也氏の記者会見+受賞後ロングインタビューは発売中の
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さて、今回の文芸春秋は全委員の文章が載るはすで、特に以前 「プロレスというのは、品性と知性と感性が同時に低レベルにある人だけが熱中できる低劣なゲームだと思っている。そういう世界で何が起きようと、私には全く関心がない」 と主張した立花隆氏が、人生の大きな部分でプロレスと関わった「木村政彦」を描いた受賞作をどう評したのか、注目されます。
【参考】
■大宅壮一賞、候補の1/2が格闘技・プロレスもの(柳澤健・増田俊也)/思い出す「立花隆」の選評とそれへの批判(改訂版)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120328/p2
(※この記事は当初、「引用したいが本が見つからない」と書いていた浅羽通明氏の論考がその後見つかり、大幅に追加改訂しています)■大宅壮一賞を増田俊也「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」が受賞。来月の選評にも注目
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120412/p1
また既に書店にある5月号は無くなっていますが、ほとんどの公共図書館でバックナンバーは備えているでしょうから、大宅賞候補者でもあった柳澤健氏の同誌掲載記事
「フランスに日本柔道は奪われた」
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