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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

司馬遼太郎原作「新・新撰組血風録」が地上波登場。NHK総合13時5分から。

今日は休み。だがtwitterで情報があったこの番組の紹介のみ。

NHK総合1・東京 新選組血風録

新選組血風録(1)「快刀虎徹」〜BS時代劇
2012年4月15日(日) 13時05分〜14時20分 の放送内容
  

初めて人を斬った土方はそれから剣を振るうことをためらうようになる。だが、隊内で近藤と芹沢の対立が激しくなるなか、土方は近藤のため鬼になって戦うと決意する。

番組内容

函館で最期の時を迎えようとしていた土方歳三永井大)の脳裏には、近藤勇宅間孝行)の姿が浮かんでいた。近藤が二十両で手に入れた刀・虎徹は偽物だったが、近藤は虎徹を本物と信じて愛用し、修羅場では、まさに名刀の切れ味を見せつけた。初めて人をきった土方は、剣を振るうことをためらうが、隊内で芹沢鴨豊原功補)一派との対立が激しくなるなか、土方は近藤のためには鬼になって戦うと決意する。

日本が近代を迎える前夜、剣と剣による近接戦闘の最後の時代を迎えようとしていた(その前だって、槍や弓を持ち出しての「戦争」が主だから最初で最後、というべきかもしれない)時の話だから、格闘技的にも語れる部分は多いのだろうし、そういうエントリも書いてきたけど,今回は時間がないので番組があるよ、と紹介するにとどめます。

新選組血風録 新装版 (角川文庫)

新選組血風録 新装版 (角川文庫)

竜馬がゆく』『燃えよ剣』の2作の長編小説が立て続けに発表された1962年(昭和37年)は、司馬遼太郎の目が「幕末」という動乱に向いていた年である。同年5月に連載が始まった本書は、その先駆けとなった作品だ。斎藤一、加納惣三郎、井上源三郎沖田総司などの新選組隊士たちの生き様15編を、抑制の効いた筆致で描ききった連作短編集である。そこには、司馬が追い求めた「漢(おとこ)」の姿が息づいている。
生きては戻れぬ死闘を前にしながら、ひょうひょうと振舞う篠原泰之進。好きな女のために新選組にもぐりこみ、惨殺される深町新作。池田屋事変で一番の活躍をしながらも、その運命にもてあそばれているような寂しさを漂わせる山崎蒸。武芸で身を立てることに戸惑いながらも、敵方にひとりで切り込んでいく長坂小十郎。時代に逆らって生きる個性豊かな隊士たちは、いずれも無骨で、真っ直ぐで、さわやかだ。

なかでも、「沖田総司の恋」「菊一文字」で、沖田への不器用な心配りを見せる近藤勇土方歳三の姿が印象深い。「総司のことになると目が曇る」近藤と土方の姿を、おかしみさえ滲ませながら人間臭く描くことで、司馬は、激しい風雲に飲み込まれざるをえなかった者たちの悲劇をいっそう際立たせている。新選組という「類のない異様な」集団を多角的な視座を用いてとらえた本書は、1個人の人生から、歴史の壮大なうねりを照らす司馬の持ち味が、いかんなく発揮された傑作である。(中島正敏)