http://mainichi.jp/enta/book/hondana/archive/index.html
…マグロの幼魚は、人が手でさわると、そこから腐って死んでしまう。網に触れても同じである。やっと育ったと思うと大量死。…(略)…なぜ沈んで死んだのか、浮いて死んでいるのか。読む者は、著者を中心とする研究者たちの、失敗に学ぶ謎解きに加わっていく。
- 作者: 熊井英水
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2011/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 12回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
沈降死には塩分濃度を上げればよい。浮上死対策はエアレーターで水を循環させる。稚魚が共食いをはじめる。イシダイの孵化仔魚(しぎょ)を入れて防ぐ。せっかく成魚になり、卵を産んだのに産まなくなる……二〇〇二年完全養殖成功−−三十二年という長い苦闘の結果である。
二〇〇四年初出荷されたクロマグロは、一メートル、二〇キロの二歳魚、三尾で、阪急百貨店でも好評である。色は良く、大トロ三〇%、中トロ六〇%、赤身一〇%、天然ものをはるかにしのぐ……
んまそう。
養殖の魚のほうが味がいい、という例は「築地魚河岸三代目」でブリやトラフグに関して出ていました。
- 作者: はしもとみつお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/10/29
- メディア: コミック
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
- 作者: 鍋島雅治,はしもとみつお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/01/30
- メディア: コミック
- クリック: 10回
- この商品を含むブログ (9件) を見る