http://www.sponichi.co.jp/osaka/soci/200610/17/soci198570.html
水産庁は16日、高級刺し身用として人気があるミナミマグロ(インドマグロ)について、日本の漁獲割当量を2007年から5年間、06年の約半分の3000トンとすることで、国際的な資源管理機関「みなみまぐろ保存委員会」が合意したと発表。これにより、じわじわ進んでいる値上がり傾向に拍車がかかる懸念が出ている。中国など海外の需要増などに加え、新たな不安要素が加わった形で、マグロが食卓から遠ざかる恐れもある。
このニュースに接し、マグロを食べられるときに食べとこうとすし屋に行ってしまいました。
ただし、高級であるミナミマグロははじめから俺が行く店とは縁もゆかりもないのだが(笑)、全体の高値傾向も続くからね。
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006101601000734.html
・・・マグロの高値傾向は、既に始まっている。漁業情報サービスセンターによれば、2006年の冷凍マグロの月別平均卸売価格は、ほぼすべての月で05年を上回っている。これを受け、小売価格も「昨年と比べて2割程度値上がりしている」(大手スーパー)という。
こういときは高級も低級も味の差が分からないのは強みだな(笑)。
おいしかったです。
で、前も書いたけど、こういうささやかな?幸せを平凡な市民が享受できるのは、日本全体の経済水準が、世界的に上の地位に位置し続けているからだ。回転寿司を食えるというのも目のくらむような贅沢と資源消費のゆえであるのでしょう、世界の一般的なところからいえば。
そういう点では罪深い話だが、かといってそこから降りたくもないなあ。
そこで最新の「築地魚河岸三代目」
最新の施設で完全に密閉し、人口海水で育てた河豚が、天然もの以上に美味しい・・・という話をやっている。
この密閉式の最新設備はスウェーデンだかノルウェーだかのものだ。
新聞によると、マグロもこんな感じでの養殖がはじまっているとか。
こういうのを見ると、ありし日の学研漫画でコロ助(キテレツ大百科じゃないぞ)がブタや猫、ねずみと一緒にアチコチの最新技術を見て回った時代を思い出してなつかしー。
今やコロ助やおばあさんが見た最新技術は、日常に入ったもの(針の要らないレコード=CD)もあれば、さっぱり普及しないもの(人工えらとか、セラミックエンジンとか)もある。
この、完全密閉式養殖は普及していくのだろうか。