もとはニューズウィーク 2011年7月20日号の記事で知ったのだが、いま検索したら
http://www.news-digest.co.uk/news/content/view/6327/4/
J・レノンが保守派だった!?
平和主義は「若気の至り」
ジョン・レノン「平和を愛する労働者階級のヒーロー」として崇敬されているジョン・レノン(享年40)。しかし、銃弾に倒れる前のレノンは、「過去を恥じ、右寄り思想だった」とは、当時、彼の個人秘書だったフレッド・シーマン氏(58)の言。同氏によるとレノンは、後の大統領、保守路線のロナルド・レーガン氏のファンで、「レノンが米国人だったらレーガンに投票しただろう。当時の大統領、カーター氏に対しては辛らつだったからね」とか。死の数年前のレノンは、「『イマジン』のときとはかけ離れた人物だった」なんて、ファンは大ショック!?
もとは最近「ビートルズ・ストーリーズ」というドキュメンタリー映画が作られ、最晩年の秘書が告白したらしい。
レノンが暗殺されたのは1980年だから、もう少し生きていれば、自らの転向を、自分の言葉や音楽で表現することもあったのだろうか。
もっともレーガンはレーガン・デモクラットという単語が生まれたぐらい、民主党支持層のファンも多かったという。
「レノンが政治的に保守化した」というのと、「レーガンに、レノンは人間としてひきつけられた」というのと、どっちが名誉・あるいは不名誉かねえ?
まあ、このへんはむしろこの映画「ビートルズ・ストーリーズ」が日本で公開されるときにもっと議論が活発になるだろう。
ニューズウィークの記事は「そんなに騒ぎになることではない」というスタンスだが、「そういう事実はすでに断片的に分かっていた」「保守化といっても非政治的な意味合いが強い」というような主張で、やや説得力は弱く感じた。
日本語版の記事はネットにはないが、英語の記事が
http://ameblo.jp/amuro-rei-0093/entry-10956366695.html
に転載されている。
こちらにも、映画に基づいての記事アリ。
rockinon.com