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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

島田紳助の「右翼とのトラブル」詳細を週刊ポストが報道。…で、これって「言論の自由の危機」かもよ?

本日の「週刊ポスト」報道がサイトに載った。
メモ代わりに。
http://www.news-postseven.com/archives/20110829_29650.html

月23日に行われた引退会見で島田紳助は「まず、10数年前なのですが、解決できないトラブル、どうしようもないことが起こった」と語った。

これが「ヤクザ組織」のB氏と知り会ったきっかけだと切り出したわけだが、そのトラブルとはいったい何だったのか、何も明かされないまま会見は終了した。北朝鮮問題に関する発言が発端だという説もあるが、当時を知る関係者が真相を明かした。

関西テレビが制作していた番組『紳助の人間マンダラ』でのトラブルです」

同番組は1991年4月から2002年3月まで放送された、さまざまなジャンルの人間を招いたトーク番組。

「番組で紳助が、収録に遅れそうになってタクシーを飛ばしていたときに、前を右翼の街宣車が軍歌を流しながらトロトロ走っていたという話を始めたんです。紳助が『何トロトロ走っとんねんボケカス!』と怒鳴ると、街宣車からいかついお兄ちゃんがゾロゾロ出て一悶着あった、と」

紳助はこのくだりを思いっきり茶化しながら面白おかしくネタにした。これに、ある右翼団体の幹部が激怒し、関西テレビに猛抗議したのである。

「そのときは制作スタッフも謝って一応収まったんですが、紳助は強情な性格だから、馬鹿にした感じで本気では謝らなかった。それで局に街宣車が来る事態になったのです」(前出・番組関係者)

会見によれば、このトラブルに紳助は「芸能界を去ろうと決意」するほど悩まされたと語ったが、周囲の人間たちも、当時、紳助が見るも気の毒なほどに弱り果て……(略)

どんなふうに「面白おかしくネタにした」のかの詳細がわからない(分からないと抗議の正当性も判断できん)のは残念だが…たとえば、「紳助 人間マンダラ 右翼」で検索すると
http://matome.naver.jp/odai/2131418571181773201
なんてのも出てくるが、こういう発言が本当にあったかのオーソライズはできてない状態だ。
ただ、上記リンクが事実だとして、紳助側が謝るべき理由もないと考える。ただし、抗議というのは手段が合法的であれば、やるの自体を咎めるわけにはいかず、右翼側が抗議するのは自由だろう。
ただ、日本の右翼活動がおしなべて「騒音」という合法的凶器を利用するがゆえに、抗議される側は相手の主張の是非に関係なく困るという実情、これもある。だから拡声器自体の規制しかないかもしれない…という話を以前論じた。
■「靖国」上映中止問題、実務的に解決しよう・・・車載拡声器を全面禁止したら?
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080404#p3


でもだな、とにかくこの右翼抗議がけしからんものだということなら、ある意味紳助さんは犠牲者やないしら。言論の自由を脅かされて、ついついトラブルの解決を頼んでしまったという。
そして逆に、本当に「人間マンダラ」発言への抗議が、いわゆる「抗議活動」の範疇で、まあ合法的であった場合……暴力団がその抗議活動を抑えたことが、右翼団体が被害者となった言論弾圧事件ではないか(笑)!!!
  
まあ実際のところ、こういうときの口利きは(一般論でいうと)暴力団が恐怖による支配で右翼団体を封じ込めたというより、もともと右翼団体暴力団の間にずぶずぶ、ツーカーの関係があるのでそのチャンネルを通じて双方見返りを得て納得する…というパターンがあいも変わらず多い。
もし今回そうでなかった、抗議は正当な抗議で、暴力団が暴力と恐怖でそれを止めようとしてやむを得ず沈黙した…というなら、これはその右翼団体がかわいそうな言論弾圧の犠牲者として、記者会見を開くべきだろう(笑)