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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

これも大朗報!!内澤旬子「世界屠畜紀行」が文庫化

昨日、夜になって「ブタがいた教室」の放送を知って、放送1時間前に告知したんだけどね。
まあ・・・映画としてはなんか安っぽい部分を感じたなあ。多数の子役を集めると、やっぱり全員完璧な演技は出来ないから仕方ないかもしれないし、エピソードにしてももっと膨らませることはできたような気がした。
ただ、自分なりにテーマを考えることはできるんで、1回ぐらい「目を通す」ことをして損はないと思いました。

ちなみに検索で 「ブタがいた教室 結果は?」とかの検索が多かったんだが、いまからネタバレするよ。


食われたよ。だが屠畜され、肉を食うシーンは無し(処理センターに運ばれるシーンで終わる)。

さて。そこで参考資料として紹介した本が・・・
先月、文庫化されていたと知った!!! 昨日に続いて再度紹介。

世界屠畜紀行 THE WORLD’S SLAUGHTERHOUSE TOUR (角川文庫)

世界屠畜紀行 THE WORLD’S SLAUGHTERHOUSE TOUR (角川文庫)

「食べるために動物を殺すことをかわいそうと思ったり、屠畜に従事する人を残酷と感じるのは、日本だけなの?他の国は違うなら、彼らと私たちでは何がどう違うの?」アメリカ、インド、エジプト、チェコ、モンゴル、バリ、韓国、東京、沖縄。世界の屠畜現場を徹底取材!いつも「肉」を食べているのに、なぜか考えない「肉になるまで」の営み。そこはとても面白い世界だった。イラストルポルタージュの傑作、遂に文庫化。


著者について
1967年東京都生まれ。ルポライターイラストレータ装丁家。緻密な画風と旺盛な行動力を持つ。異文化、建築、書籍、屠畜などをテーマに、日本各地・世界各国の図書館、印刷所、トイレなどのさまざまな「現場」を取材し、イラストと文章で見せる手法に独自の観察眼が光る

いやー、ありがたい。
この本は数回紹介したが、正直値段がおたかいものだった。イラストをふんだんに入れているから、仕方ない面もあったが・・・・
文庫だとお買いもとめやすかろう。
実はこの本は、(1、2巻ではそれほどでも無かった気がするが)騎馬・遊牧文化を描いた森薫「乙読語り」の世界を別の面から知る、参考書としても役に立つと思うんだ。

乙嫁語り(3) (ビームコミックス)

乙嫁語り(3) (ビームコミックス)

美しく幸薄き――第2の「乙嫁」、タラスの涙
エイホン家の居候イギリス人、ヘンリー・スミス
彼は長らく滞在した土地をはなれ、カラザそしてアンカラへと旅に出かけた。
カラザでは珍しい外国人であるスミスは、町の人並みにもまれ、気がつくと、馬も、荷物も、盗まれてしまっていた!
そして、もう1名、愛馬を盗まれたのが第2の「乙嫁」タラスさん!
いま、スミスは運命の女性に出会う……!
中央アジアの生活文化を、丁寧な筆致で描き上げる、人気絶好調シリーズ第3巻!!

うわっ!!3巻がジャストタイミングで発売!!この巻には屠畜、食肉の話は出てくるだろか(もちろん「ブタ」は宗教上出て来ないだろうが)
 

もちろんこの短編を、その前に読むこと。基本だよ。

乗っていた惑星間航行ロケットが故障し、生き残ったのはオレ1人。水、食料ともに底をついたが、救助艇がくるのは23日後だという。やっとの思いで不時着した地球型の惑星。そこには低い段階ながらも文明があり、ミノアというかわい子ちゃんとも出会うことができた。ところが、その文明というのが実は…