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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

福島香織が「中国の町山智浩」になる日・・・新著が相次いで発売

福島香織ブログ

■ただいま〜、本を二冊ばかり出しました。
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/2168118/
(略)・・・・・・失業保険を切れたのを機に、じゃあ、フリージャーナリストになってみるか、どっちにしても取材して原稿書くくらいしか特技ないし、と決意し、今年から自称「フリージャーナリスト」を名乗ることにしました。で、ジャーナリストを名乗るなら著書ぐらいないと困るやろう、ということでこのたび『潜入ルポ 中国の女 エイズ売春婦から大富豪まで』(文藝春秋刊)を上梓いたしました。

潜入ルポ 中国の女

潜入ルポ 中国の女

実はもう一冊あるんです。フリージャーナリストを名乗るなら、せめて著書は2冊くらいないといかんやろう、と思って今年1月に急いで書きました。扶桑社新書『中国のマスゴミ ジャーナリズムの挫折と目覚め』。(略)
中国のマスゴミ ジャーナリズムの挫折と目覚め (扶桑社新書)

中国のマスゴミ ジャーナリズムの挫折と目覚め (扶桑社新書)

マスコミにいた人が、たとえ中国相手でも「マスゴミ」って呼ぶのどうよ?とお怒りになられた方、とりあえず読んでいただければ、なぜこのような不届きなタイトルがついたのかもご理解いただけるかと。編集を担当してくださったOさんは、最初笑いながら読んだけど、最後は泣けた(たぶん感動で)とおっしゃってくださいました。中国の報道環境を紹介しつつ日本のマスコミの状況を顧みる本であります。

福島氏のtwitter
http://twitter.com/#!/kaokaokaokao
かつて「北京に置かれた日本の目」とか「平成の川島芳子」とか「リアル日本鬼子(ひのもとおにこ)」と呼ばれた(※たぶん呼ばれて無い)危険人物が、再び中国潜入だ。

まあ冗談はともかく、まず前者は本格ルポであり、こちらも期待が大だが、特に注目するのは、昨日発売となった後者だ。
本格的には読んでからの話だが、かつての福島氏のブログから、内容を大まかに予測できる。特に注目するのが・・・過去の自分の、これに関するエントリを紹介するほうが分かりやすいな。
■中国のネット界が「2ちゃんねる」的文化を吸収し、体制に対し微妙な立ち位置を築いてることについて(予告編)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100224#p2

の中でも紹介した、福島ブログのエントリーだ。
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/1473042/
なぜ、こういうのが重要かというと・・・タイトルにもうたった町山智浩をひいて、何度も繰り返した。
これは別の方(百元籠羊氏)が書いた「オタ中国人の憂鬱」という本の紹介記事で書いた話なのだが、これを書いたときには福島氏も念頭においていたのでそのまま当てはまる。

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110126/p5

町山智浩氏は名物編集者から日本有数の売れっ子評論家になる過程では映画評論以上に、アメリカのテレビ・ラジオの大衆文化や三面記事から、同国の世相を浮かびあがらせるコラムをやって、しかもそれは他に例がない独自情報ばかりだった。だからこそ注目された

※たとえばこれのこと

新版 底抜け合衆国 ~アメリカが最もバカだった4年間

新版 底抜け合衆国 ~アメリカが最もバカだった4年間

中国に対しても「底抜け人民共和国」的コラムをだれかがすぐ書かなきゃいけない。相手の「手の内」を知るためにも。

オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力

オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力

今、中国の「世論」を論じるとき、どこを見るか。
活字離れや新聞離れが指摘される先進国とは違い、爆発的に新聞や雑誌が林立している。大衆文化の普及や、娯楽の輸入も増大。そしてその種類の多さに、当局の検閲も強固に存在しつつ、ぞんざいなための隙間や割け目も確実に生まれている。
一見して当局の意向に沿いつつ、暴走しすぎて逆ににらまれるとか、
娯楽作品でも中国当局が認めていいのかい?みたいなものの普及とか、
※ここに紹介されている「中国で銀英伝が人気」というのなんか、まさにね……
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/111766 
http://blog.livedoor.jp/kashikou/archives/51705586.html

そういう視点からの中国報告が今、求められていると思う。
上記「〜の憂鬱」もそういう本だったし、講談社の「g2」にも「中国のインターネット事情」をルポというか、紹介する名ノンフィクションが最近載っていた。

http://g2.kodansha.co.jp/177/232/233/234.html
「迷路人」が現地取材敢行
中国「禁断のメディア」紀行 月間アクセス数40万の人気ブロガー
安田峰俊 (ノンフィクションライター)

g2 ( ジーツー ) vol.4 (講談社MOOK)

g2 ( ジーツー ) vol.4 (講談社MOOK)

こういう人たちと一緒に、ゆるやかな一潮流をつくり、旧来の中国報道に新パラダイムを追加してくれることを福島香織さんには望む。
 
 

サブカルを利用したジャスミン革命(?)についての腹案

についてずーっと思うところあって、ここで発表したいと思うていたが時間ないわ。「中国のマスゴミ」を読んだ後、それも踏まえて献策しよう。

こういうネット上での、福島氏の連載記事もある。

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1238
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1248
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1249