昨日の話に関係するけど、なぜ日本の中国批判デモは新聞が(あまり)記事にしなかったのだろう?というのを元記者の立場から考察し…ついでに「過去の自分の没記事」について思い出したと。
おっと、この前段階となるtogetterも見つけた。
■福島香織(@kaokaokaokao)元記者が語る尖閣デモの報道について
http://togetter.com/li/60264
ここからつづく。
ぜんぜん関係ないけれど、昔、私が書いた原稿が没になったんだよ。ゾルゲが上海で周恩来と接触していたという記事なんだけれど、とある中国のゾルゲ研究者が大発見だから!と、教えてくれて取材した。その研究者と個人的にすごく仲がよかった私と時●の記者だけ、取材した。
いくら特ダネ(?)といっても、すごくマニアックなネタだし、限られた新面にのるかなあ、でも短くは書けない、と思いながら取材したよ。時●の記者と出稿する?と聞き会った。時●は、うちはとりあえず送るし、と言ったので、んじゃ私も送ろうかな、ということでお互いにエンバーゴかけた。
つまり、同時出稿にしよう、と。特ダネおいかける現場で他社記者と鉢合わせしたとき、ときどきこういう協定を結んだりするんだよ、今だから言うけど。で、その記者から「今日、原稿おくるよ!」と連絡がきたので、じゃあ私も、と少し遅れて原稿を送った。その原稿は没でした。
まあ、ネタがネタだし仕方ないかと思ってほっといたけれど、しばらくして別のデスクから電話がかかってきて、「お前、他社記事をパクったと社内で噂になっているぞ、本当か」と言われた。
私は記事をパクった覚えは金輪際ないので、誰がそんなこといっているんですか!と半ば激怒で逆質問。私が、その記事を送った日のデスクが、私の記事が時● 記事とあまりに似ているので、私が時●記事をパクったのだと思ったそうだ。似ているのは当たり前、同じ日に同じ場で同じ相手を取材したんだから。
問題は、そのデスクが、記事が似ているというだけで私が記事をパクったと思いこみ、私に直接事情を聞かずに、私の原稿に「この記事はパクリだから使わないように」と書いて、編集局で回覧したということ。取材の基本の裏取りすらせずに、人の誹謗中傷を広めたのかよ!デスク失格じゃ!
と、私が大激怒したのは言うにおおばず。電話をかけて教えてくれたデスクは、「まあ、ちゃんと訂正しておくから」と言ってくれたけれど、そのとき、この職場では長く仕事ができない、と思ったのでした。
福島氏はツイログをやっているので
http://twilog.org/kaokaokaokao/date-101017
で前後もまとめて読める。
そして福島、天を仰ぎ
「 豎子、与に謀るに足らず(じゅしともにはかるにたらず・・・考えの浅い者とは、重大なことについて相談しても仕方がない) 」と、つぶやいたと言う(嘘)。
出典:「史記−項羽本紀」「嗟[ロ+矣]、豎子不足与謀。奪項王天下者、必沛公也。吾属今為之虜矣」<ああ、こんな青二才では大事を相談するに足りない。項王から天下を奪う者は、必ず沛公(劉邦)だ。我が一族は、彼の捕虜になるだろう>
元サイト
くろご式ことわざ辞典
tomomi965.com
追記。まて。いろいろと待て福島氏
小生もつい調子に乗ったと反省しているのだが、上の話につなげてこのように筆がすべった。
http://twitter.com/#!/gryphonjapan/status/27651971276
いや、こっちのほうがいいか・・・
「あの新聞社は、記者の忠誠心を刺激するようなかたではありませんでした」(オーベルシュタイン風)※福島氏は銀英伝のファンである
まさかこんなリプライ来るとは↓
http://twitter.com/#!/kaokaokaokao/status/27652981006
kaokaokaokao 福島香織
@gryphonjapan というよりは、こっち「誰しも給料に対しては、相応の忠誠心を示さなくてはなりませんからね、私もそうでした。あれは紙ではなく、実は鎖でできていて人を縛るのですよ。」(ヤン・ウェンリー)
※これを読むと、やりとりがより深く味わえます
「なつかしの「銀英伝」、中国で堂々出版 」
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/111766
※現在はこちらに移転