新大統領に、現在のルラ大統領の後継者である女性候補が当然。ルラはそのカリスマ性と、在任中にはすっと穏健的な政策にかじを切ったこと、世界的な資源高に助けられて、世界でもまれな高支持率のまま任期を終える。小泉を3倍にしたぐらいの人気で、ほぼ今回は「ルラの後継だから」で勝負が決まったという。
さて、それは別にして1、2か月ほど前、今回の決選投票に先立つ第1回投票の記事に、タイトル通りの話がありました。
なるほど、ひとつの政策ではある。お笑い的なパロディ、揶揄が投票を左右することはありえよう。同時に「言論の自由、表現の自由。パロディの対象になって負ける候補がいるなら、それもまた民意」という考えも在り得る。
例えば日本では「選挙中に世論調査の数字を発表してはいけない」という取り決めがあるが、これも上のような反論はできるよね。選挙において「何が公正か」というのは、かなり我々が”選ぶ”という面がある。
そもそも第1回投票、決選投票ってシステムが面白いよね
ブラジルのみならず、大統領選のある国ではフランス・ロシアなどで採用されていたっけ。(第一回で過半数を取ればそのまま当選、という仕組みもある)。
この仕組み、採用するとしないでまるで大違いになることがあるようだ。