本日は色んなニュースがあるので、個々には
http://blog.livedoor.jp/nhbnews/
から飛んでください。んで
【SRC15】カード発表会見、明日(※10日)やります!!
とのこと。
ここで、石井慧の参戦があるのでしょうか。またあるとして、「ほう!」と興味を惹くような相手が決まるのでしょうか。
んで、石井の仰天プラン
http://www.sanspo.com/sports/news/100910/gsi1009100504000-n2.htm
……石井は今後、練習拠点をハワイからロサンゼルスへ移し、市民権取得を目指すと宣言。米国へ帰化し・・・柔道界に戻り、米国代表として16年リオデジャネイロ五輪を…・・・・・・専門家によれば、外国での知名度もあり永住権取得までは1、2年ほどで済む見込みと説明する。石井によると米国での永住権があれば、プロ格闘家でもアマチュアの柔道大会に出場は可能と・・・
わはは。おもろいな。
というかたいしたものなのは、コテコテの柔道生活を送っていた青年が、「アメリカに帰化したい」「永住したい」と言い出すほど、練習を通じてアメリカの生活になじんだ、というところ。今は日本からの留学志望者も減っている、と聞くが、やはりアメリカの吸引力、というものは衰えていないのかもしれない。
んで、アメリカ代表として柔道五輪に出場・・・実力的に出来るのかはしらないけど、可能ならばぜひやってほしいものだ。スポーツ選手の、大会出場がらみの国籍変更はいろいろとあるけど、自分の目標や生活のために国籍という”道具”を自由自在にチェンジするというのは、実に望ましいあり方だと思う。そこには、アマチュア競技であろうと己の腕一本、足2本で生きる”プロフェッショナル”の姿がある。
むかしの話だが、郷ひろみが妊娠した奥さんを渡米させたことがあります。これはなぜかというと、米国で生まれた子は、両親の国籍がどこであろうと米国籍を持つ(両親の国と二重国籍になり、成人の時に選択)から、その国籍をあげたいということでした。
この報道を見た、まだ議員になる前の高市早苗はテレビで「こういうのは非国民ですよ!」とすげーことを言って、テレビの前の小生はひっくり返って「こいつバカだー!」と認識。そしてその認識は正しいっぽいわけですが。
まあ、わたしはそう言いつつも日本国籍に満足しているのだが、あの国、その国、あの地域(国となるか微妙)なところからは、生活に余裕がある階層の人が「出産時にあわせて米国滞在ツアー、子供に米国籍」というのはそんなに珍しくないらしい。
どこまでリアリティがあるかはその国次第だが、クーデターだ内乱だ戦争だ沈没だ、という事態が発生した時「どこに逃げる?」となったら、やぱpりアメリカがいいなぁ、・・・と思う層は、どの国にも一定層存在する。
幸か不幸か、おそらく日本よりも圧倒的だろう。
司馬遼太郎「アメリカ素描」を
http://onmymind.exblog.jp/13272486/
から孫引き。
「私はこのひと(※在日韓国人の一人)にむかい、アメリカをことさらに概念化して意見をのべた。つまり、アメリカとは文明だけでできあがっている社会だとした。しかし人は文明だけでは生きられない、という前提をのべて、だからこそアメリカ人の多くは、なにか不合理で特殊なものを(つまり文化を)個々にさがしているのではないか、といったところ、このひとはながく考えてから顔をあげた。
口から出たことばは、べつの主題のことだった。
『もしこの地球上にアメリカという人工国家がなければ、私たち他の一角にすむ者も息ぐるしいのではないでしょうか』
かれは、経済や政治の問題をいっているのではない。
〔……〕
いまはアメリカで市民権をとることが容易でないにせよ、そのように、文明のみであなたOKですという気楽な大空間がこの世にあると感じるだけで、決してそこへ移住はせぬにせよ、いつでもそこへゆけるという安心感が人類の心のどこかにあるのではないか。この人のみじかいことばは、そういう意味のようであった。
これが、ただの日本人でなく、在日韓国人のことばだけに心にしみる思いがした」(19-20)。
- 作者: 司馬遼太郎
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http://d.hatena.ne.jp/America-Samurai/20081011/1223947312
から、自由の女神像にあるという詩を
『あなたの国の貧困や疲労で
息苦しい人たちを
私のところに連れてきなさい
私は黄金の扉のそばでランプを掲げています』エマ・ラザルス(orエマ・ラザロ)(Emma Lazarus)
ユダヤ系アメリカ人の家庭に生まれた詩人(1849-87)
なんか大きな話になっちゃったな。予想外だった。