【トンガ噴火お見舞】INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

野中広務って”化け物”前からあんなんだよな。それをどう読むか、だ。

「80歳を過ぎて以前の行いを反省し、正直に内実を語ろうと改心した人」という、野中広務にこれまでのストーリーで割り当てられたキャストが一転、悪役扱いです。
以前から

■「機密費」本丸は”野中機関”の検証だ!
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100715#p4
■官房機密費「鈴木宗男証言」は”野中広務への反乱”という点が面白い
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100723#p4

こういうことを書いてたあっしからするとようやくかいな、と思いましたが、まあ一週間や半月でこうなったのは正直予想外の速さでもあります。

震源地は、出演した番組の話。
映像のyoutubeもあるが、やはり言葉、映像よりは文字の方が情報の消化スピードは速いので、文字起こしを紹介しよう。
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid859.html

長文にわたるこの発言で何が重要視されたかというと、「官邸詰めの記者には機密費を渡してはいない。渡したのは(フリーの)政治評論家とか、雑誌の記者だ」ちう発言。反発が多い。
http://twitter.com/iwakamiyasumi/status/19750261343

関西テレビにおける野中氏の発言の骨子はだいたいわかった。テレビに出ている評論家と、雑誌の編集者や記者には金を渡したと。で、官邸詰めの記者達には渡していないと。内閣記者会だけは、汚れていない、テレビ、雑誌は汚れているが、といわんばかりの発言。

みなさんが野中氏を「改心したヒーロー」扱いしていたころから「野中機関」と結びつけていた小生から言わせてもらえば、そういうわけで野中の”情報力”やこれまでの断片的な事例(「野中広務 差別と権力」「差別と日本人」など)から判断して、「官邸詰め記者には渡していない」と言う言葉を疑うには足ると思う。(ちなみに上杉隆氏もこの後、「野中システム」との名称を紹介し、記事で野中時代が(機密費利用の?)最盛期だったとした)
ただし、「雑誌記者に渡した」というのも結局はグレーゾーンの話ではあるだろう。
んで、要は野中広務って男の発言には しばしば異様な情念や打算、悪意、ついでにいうと過剰さに満ちているんだよ、例外なく。だからこの「ポリティカル・モンスター」ぶりをずっとこの弱小ブログも興味をもって論じているわけで。
野中って、裁判で偽証が明らかになっためずらしい政治家だし(笑)

【裁判】野中証言は偽証? 「見舞った親戚」の入院記録なく、新幹線も存在せず 日歯ヤミ献金

1 :(-◇-)コーホー@ひよこφ ★:2005/11/25(金) 22:11:19 ID:???0
 日本歯科医師会(日歯)側から自民党橋本派への1億円ヤミ献金事件で、政治資金規正法違反の罪に問われた村岡兼造官房長官(74)の第24回公判が25日、東京地裁で開かれた。

 先月、出廷した野中広務・元自民党幹事長(80)の「1億円授受の会合には出席せず、愛知県内の病院に義理の姉の見舞いに行った」との証言について検察側が提出した捜査結果で、野中元幹事長が挙げた病院には当時、親せきが入院していなかったことが明らかになった。野中元幹事長の証言が偽証だった可能性も出てきた。

 野中元幹事長は、先月24日の証言で、1億円の授受があった2001年7月2日夜には、「赤坂の別の料亭で別の会合に出た後、新幹線で名古屋に移動した」と主張。利用した「のぞみ」の発車時刻や病院の名前、移動経路などを具体的に挙げて、授受の場に同席したことを全面否定した。

これに対し、この日証拠採用された捜査報告書などによると、野中元幹事長が訪ねた可能性があるとして法廷で名前を挙げた二つの病院は、それぞれ「該当患者は1995年以降、入通院の記録がない」「照会された患者はいない」と検察に回答したという。また、当時の時刻表には該当する「のぞみ」もなかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051125-00000113-yom-soci

そいでですな。
こういう人物である以上、最初に「機密費」を言ったときには計算がなく、無垢的なものだったという話になるか。機密費追及派は「最初は正直に言っていたが、途中から火消しに走って嘘を言った」というストーリーだが果たしてこーなるとどんなんかいな、だ。もちろんそういう推論もできるだろうけど、最初のも何らかの「嘘」を交えているんじゃないか?という推論だって当然できるわけでさ。

野中広務がその政治人生の後半、公明党創価学会と強く連携…(略)…つまりバクロのふりをして、現在創価学会の批判派となっている人物の社会的信用をおとそうという高等戦術なんじゃないか?と。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100501#p7

また、野中の「官邸詰め記者には渡してません。雑誌記者には渡したけど」に怒り心頭、全面否定の人が、こういうRTをしている。
http://twitter.com/iwakamiyasumi/status/18631941789

木村剛逮捕に関して野中広務が大阪・毎日放送ちちんぷいぷい」で意味深な発言!「みんなの党のバックには竹中さんがついてますから今日のあれ(木村逮捕)でまたいろんなことが出てきますよ〜

リツイートだから全面賛成かどうか知らないけど、要はこういうのだって胡散臭いよね、って話。
また、「野中広務のいうことは信用できない!!」って話なら、http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090830/p3
のもとになった話の信憑性だって再確認しなきゃならんことになるのではないかいな。
いや、ここの「新聞記者の手紙で知った」というのも疑う対象になり・・・と、気分はクレタ人に囲まれた状態になるのである。


ま、とにかく「野中うさんくさっ」
から再度始めるとするなら、最初に言ったこと、その次に言ったコト、さらにその後に言ったこと…のどのへんから胡散臭いとするのか、その再検証が必要になるって話です。