世界の自由と寛容と、町山智浩氏と中村光氏にささげる。(※別名「一蓮托生」)
そしてこの掲載を許してくれる株式会社はてなの判断にも感謝する。(※決め付け)
・・・すまん、でもちょっと最終的に絵はひよった(笑)。
「一見そう見えるが、実は正体は違ってましたぁ」というかわし方は先の「サウスパーク」でもやっていたからまぁいいだろう。キングコングのプラモを「巨大ざる」という名前で売って権利料を払わなかったメーカーもあるとかないとか。
ついでながら、オチはちょっとファンロード入ったかもしれない(笑)
ここが総本山らしいよ+反対派の総本山?
http://www.facebook.com/pages/Everybody-Draw-Mohammed-Day/121369914543425
こちらが反対派
http://www.facebook.com/group.php?gid=120989617916358&v=app_2373072738
ちょっとまじめな話
敬虔なムスリムはアッラーの教えに従い豚肉を食べない。酒も飲まない。
ただし、それは信徒内の戒律。いかな無明の闇に迷える異教徒であっても強制的に改宗させたりはしない教えであるから、豚肉を食うなかれという教えを異教徒にムリに守らせることはしない。
「預言者や神の似姿を絵や彫刻で描いてはならない」
という教えは、そういうものを過度に神聖視したり畏れたりすることから脱却するひとつの合理性を持った規定(と異教徒からは見えるの)だが、それはあくまで「信徒内ではそれはしない」ということであろう、と。
そんなごく単純な原理原則を確認。
この問題を追っているtwitterがありました。
http://twitter.com/ikebukuro
世界各国の動きがわかり、参考になります。
当日はさすがに動きがあるので、(派生事件を)一般紙も取り上げている
南アW杯:「デンマークとオランダ選手が標的」テロ容疑者
【カイロ和田浩明】6月11日に開幕するサッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会でのテロを計画した容疑で、イラク治安当局に逮捕された国際テロ組織アルカイダ系武装勢力のメンバーが、イスラム教批判への報復として、デンマークとオランダの選手とファンを標的として検討していたことが分かった。容疑者の男がAP通信に18日、獄中で語った。デンマークでは05年にイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画が新聞に掲載され、各国のイスラム教徒の強い反発を受けた。オランダでは04年にイスラム過激主義に批判的な作品を作った映画監督が殺害されている。
逮捕されたのはサウジアラビア軍の元士官とされるアブドラ・カハタニ容疑者。テロを計画した動機について、「預言者を侮辱されたことへの復讐(ふくしゅう)だった」と説明、銃や爆弾で選手や応援のファンを攻撃することを検討していたと語った。
南アフリカを選んだのは、世界の注目が集まる重要イベントのW杯が開催され、デンマークやオランダより入国が容易だと考えたためだという。
(略)
しつこく「一蓮托生」作戦
24日発売ですぅ。
- 作者: 中村光
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- 発売日: 2010/05/24
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キリスト教徒が信じているのと同じ神さまをイスラム教は信仰しているのです。
イエスはユダヤ教を改革しようとした人でしたね。だから、キリスト教の神さまはユダヤ教と同じ「ヤハウェ」でした。そして、その同じ神をイスラム教も信じている。
だから、人類はアダムとイブからはじまったとイスラム教徒も考えているのですよ。ムハンマドが神がかり状態になるときに、神の言葉を授かるのですが、神はずっと昔からムハンマド以外の人にも言葉を与えてきた。それが、「ノアの箱船」のノア、「出エジプト」のモーセなど、旧約聖書の登場人物たちです。ムハンマドはそれらの人物を預言者として認めます。
さらに、イエス。かれも預言者の一人だった、とムハンマドは言う。
AFPは数年間の特設関連記事リンクを作っている。
http://www.afpbb.com/middle/348
2年前の話か。
米出版社ランダムハウス(Random House)は、預言者ムハンマド(Prophet Mohammed)の一番若い妻アイシャ(A’isha)に関する小説の出版を取り止めることになった。
ジャーナリストのシェリー・ジョーンズ(Sherry Jones)氏のデビュー作『The Jewel of Medina(メディナの宝石)』は、幼くしてムハンマドと結婚したアイシャを題材にしたもの。ランダムハウスは前週に米国で発売する予定だったが、本が激しい物議を起こしたことから発売を中止。同氏との契約も解除した。同氏は現在、別の国で出版社を探しているという。
ランダムハウスの声明によると、複数のイスラム学者から「この本は一部のイスラム教徒の気分を害し、過激派による暴動を招きかねない」と助言され、「熟慮の末、発売中止という苦渋の決断をした」という。
なぜこれが物議をかもすか、に関してはいろいろとね。「アイシャ」「アイーシャ」で検索を。
今年1月の事件。
イスラム教の預言者ムハンマド(Mohammed)を題材にした風刺画を描いた漫画家、クルト・ヴェスタゴー(Kurt Westergaard)氏の自宅にソマリア人の男がおのを持って押し入った事件で、ヴェスタゴー氏は2日、「もう少しで殺されるところだった」と事件当時の状況を語った。
男が入口のドアをおので壊して家に入ってきたため、ヴェスタゴー氏は(室内に設けられた緊急避難用の)パニックルームに隠れた。男はパニックルームのドア1枚を隔てて、下手なデンマーク語で「復讐」「血」などと叫んでいたという。
「男が侵入した後、私はその部屋に隠れた。彼を止めるのは不可能だったので警察に通報した」。同氏はデンマーク紙ユランズ・ポステン(Jyllands-Posten)の電子版にこう語った。「恐ろしかった。自分の身を守ることはできたが、本当に危ないところだった」
フランスも「ブルカ禁止令」へ(閣議決定)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010051901109
「ブルカ禁止法案」を閣議決定=着用強要には禁固刑も−仏
【パリ時事】仏政府は19日、イスラム教徒の女性が着用する「ブルカ」や「ニカブ」など頭部を含む全身を覆う衣装について、公共の場所での着用を禁止する法案を閣議決定した。7月に議会提出し9月の成立を目指す。欧州では4月にベルギー議会で同様の法案が可決されている。
法案は公道や店舗など公に開かれた場所で、顔を隠す衣装着用を禁止。違反者には罰金150ユーロ(約1万7000円)を科すほか、妻や娘などに着用を強要した場合は最高で罰金1500ユーロと1年の禁固刑とする。包帯など医療上の理由がある場合や、祝祭・伝統行事での着用は適用が除外される。(2010/05/19-23:41)