http://www.tkfd.or.jp/blog/sasaki/2010/02/no1494.html
・・・イランの大統領候補者だったムサヴィ氏が、死を賭けた、あるいは命を賭けた、としか思えない、危険な発言をしている。イランの国内分裂は、そのレベルにまで達している、ということであろう。
彼は現体制を、専制政治であり、独裁体制だと非難したのだ。そして、それはパーレヴィ王制時代から、続いているものであり、革命はいまだ達成されていない、と言ったのだ。
パーレヴィ王制を打倒した時、専制や独裁を打倒したと思ったが、今では全くそれを、信じられなくなった、とまで言っているのだ。それは、専制的かつ独裁的傾向は、イラン国会、法曹界でいまだに顕著であり、法曹界に対する信頼は完全に、失ったとも語っている。
(略)
イランの現体制を打倒し、こうした状態からイランを救おうと、考えたムサヴィ氏は、2月11日の革命記念日には、デモに参加するように、イラン国民に呼びかけている・・・