ということで笹原圭一氏が最近、にわかに再度注目を集めています。
別に大晦日のマッチメークが鮮やかだったとかいう話とは別に(笑)、水道橋博士から「彼は超ウルトラ読書人、趣味人である」という評価をされて、そっち方面での注目をされた。
前も書いたけど、40代でこれだけのイベントを運営する会社のトップなのだから確かにタダモノであるはずはないんだ。
それを
「つかえねーなササヤン、あとでデコピンな」とか
「権限があるかが問題。で、無いだろ」
「いなくても居なくてもいい」とか、ひどいことを、主にはてなダイアリーのブロガーたち(たち?)が言ってたから過小評価されていたのだ。
で、「電脳サブカルマガジン」にて、彼の半生が語られている。
http://www.ocn.ne.jp/game/og/41-fight/special.html
なんと、たとえば大学在籍時から学生社長をやってたとかイベントサークルやってるとか、そういうイケテル学生時代を送っていたと思いきや・・・
笹原さんのプロフィールで気になるのが、大学に7年通われてたそうなんですけど。
笹原「そうです」
OGずいぶん勉強熱心ですね(笑)。
笹原「そうです。勉強大好きだったんで(笑)」
OG7年間はちなみに、何をされてたんですか?
笹原「何もしなかったですね(即答)。だらだらしてましたね」
(略)
4年生以降はもうほとんど大学行かなくなってたんですよ。全然大学に行かなくなって8年目になった時、親が『もうあなた、いい加減いいでしょう』と。そりゃ言いますよね。十分だろう、と」OGもういいだろう、と。まぁ言いますよね。
笹原「多分、自分の中でもこのグダグダを脱したいとは思っていたんですけど、自分でそこから這い上がる努力もせず、誰かに背中を押して欲しかったんだろうと思いますけど。親が、帰ってきなさいと言うんで、まぁ、いいかなと実家に帰りました」
OG卒業はされたんですか?
笹原「してないです。・・・・・・どうなってんのかなぁ、今(笑)」
OGまぁ、じゃあそこで実家に戻って就職と。
笹原「それで実家に戻ったら・・・・・・これがびっくりするぐらい居心地悪いんですよ(笑)」
OGそうでしょうね(笑)。
謙遜もあるのだろうが、ここから世界のDREAMを引っ張る、世界のSASAYANになったのだ。
呉下の阿蒙に非ず。
さて読書人・笹原が愛読書を紹介する、くだりがある。なんと
- 作者: 阿佐田哲也
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で、この作品からじゃないようだが、「好きな言葉」もギャンブルがらみ。これには小生もうーんとうならされました。
『運命がカードを配り、我々が勝負する』
っていう言葉があるんですけど、それが僕の好きな言葉ですね。運命はカードを配るだけなんです。配られた手持ちのカードはみんなバラバラなんですけど、それで勝負するしかない。僕らは配られたカードで勝負するしかないんです。麻雀だけじゃなくて人生にも当て嵌まる言葉だと思いますけど
まあ、アマレスで実績のある新人というカードを、キン肉万太郎というカードにするぐらいのイカサマは許容範囲か(笑)。今年はそういうのがなくてよかったね。
ああっ、いいはなしなのに。
聞き手を務めた佐々木亜希氏のブログ
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/sasakey/article/63
ササヤンブログから
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/dream_sasahara/article/33
というようなのを2009年最後のブログに書いている。
落語「芝浜」といえば、当道場本舗も屈指の名作を書いております(笑)。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080215#p2
その他も、格闘技ブログでありながらリーマン予想について書いているとか、薩摩藩の歴史を菊野克紀の活躍に見立てるとか、実は興味の範囲というか書く事が、けっこう拙ブログと笹原ブログはかぶることが多い(リーマン予想の知識が、NHKの内容そのままなのも同じだ(笑))。
で、あるから、笹原さんも2010年には「たこの脅威について」とか、「K藤○之さんの話」などをブログで書いていくのではないかと思われます。
ああっ、いいはなしなのに。
というか表題の「本当はかっこいい…」って、カラスヤサトシと同じ扱いかよ!!
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