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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

”政局の男”小泉純一郎のメディアジャック

内容がどうという話より、「なんでここまで大きく扱われるのだろう?」というメディア力学に興味があったのだが、あらためて朝のワイドショーで記者会見の模様を見たら、そのフラッシュのすごいことすごいこと。
しゃべりも原稿はないものの、だいぶ練りこんだらしい。そして「わらっちゃうぐらいあきれる」「定額給付金、三分の二使う(ことで再議決する)法案ではない」など、「バズワード(ハチのようにメディアをぶんぶん飛び交う言葉)」「ワンフレーズポリテックス」をあますところなく活用した。

ところで、これを報道する中で、そう直接書いてなくても「郵政民営化」はやっぱり推進するべきで、「見直し」をいう麻生首相のほうが追い込まれているところが面白い。いやわれわれは「首相のぶれ」を指摘しているだけなんですということになるんだろうけど、しかし力学的に、否応なくそうなっているのですよ。
政局というのはあほらしいけど、そういうもんなんだなあ。
竹中平蔵が最近、テレビに出ては積極的に論戦している(しかも批判者との直接対決では、少なくともディベート的には勝利している)ことと合わせて「派遣切りや大不況、かんぽの宿疑惑は小泉構造改革の間違いなのだ!」というような論調は、実は節目節目でポキッポキッと折り目を入れられ、寸断されている。
この部分が「政局の男・小泉」の本当の恐ろしさなのかもしれない。
私は「上皇御謀反」という言葉を思い出した(笑)。