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『崇教真光』平成13年12月号(471号)
救い主様は、すでに二十世紀の末から二十一世紀の最初に大変な出来事が起こり、厳しい情勢になると御予言されておられましたが、現在、まさしく想像を絶する出来事が全世界で起こっております。いわゆるアメリカで起きた同時多発テロですが、そのとき、私はアメリ
カにおりました。旅客機がワールドトレードセンターに突き当たる瞬間を見た私は、直感的に〈あっ、これが救い主様が御予告されていたことではないか〉と、救い主様の御言葉の偉大さを改めて思い出したわけであります。
この認識を聞いてどう思うか。これは難しい。
だって、米国でもしばしば、実際の政治的現実を見て「聖書の通りだ・・・」と考え、それが政治的判断の根拠になった例なんてたくさんある。ハルマゲドンを信じるとかいうとあれだが、「貧困から彼らを救い出すのは、まさしく聖書とイエスが我らに命じたミッションである。よきサマリア人たれ。」とかも実際にあるのだから。
しょーじき無信心の民としてはメチャクチャにひくわけだが(笑)、あまりそういうことをいっていると宗教的マイノリティへの迫害ともなりかねない。
ただ、もう一回回転すると、この前紹介した「弁護士のくず」での血液型裁判話、
ワンマン社長が
「科学者は否定するが、俺の経験上、これは当たっているという信念があるんだよ」というようなセリフをいっている。
もちろん、実際の経済的な特質がうまれる「採用」に関しては別なんだろうけど、それ以外で血液型を信奉し、それを公言するような人間はひとつの”宗教”として尊重しうるのか。
どうだろう。