ネットには載ってないようなんだけど、本日の朝日新聞の紙面で、新聞週間特集が面白かった。
まあ企画自体は珍しいものではなく「インターネット隆盛の中で激動するジャーナリズム」についての話だったが、佐々木俊尚氏や歌田明弘氏が書くような、ブロガーが既存メディアを出し抜いた、対立した云々という事例を紹介している。
これはひとつひとつ資料として残していくべきだから、新事例を教えてくれたのはありがたかった。
あと、イチバン上のホンマン関連エントリーとつながるけど、韓国のメディア事情も紹介されていた。韓国の場合世代間対立があって保守的新聞と左派的ネット、TVメディアがある。
まあ目新しい情報ではないけど。
朝日新聞から。島田裕巳氏が御厨研究室にいる
島田裕巳がなんかのテーマで寄稿していた(創価学会関連か?)のだが、内容は忘れたがそのプロフィルで・・・すまんこれも詳しいことは忘れたが、彼が御厨研究室になんかの形で在籍しているそうなのだよ。
いま検索で分かりました
http://blog.livedoor.jp/saikakudoppo/archives/51015242.html
『あとがき』に「選挙分析を行っている東京大学先端科学技術研究センター、御厨貴研究室の菅原琢特任准教授には、その研究の一部を使わせていただくとともに、草稿を読んでいただき、貴重なアドバイスをいただいた。また、宗教学を専攻してきた著者が、本書のような政治学に近い本を刊行できたのは、その御厨研究室に特任研究員として在籍できた賜物である。菅原氏と著者を呼んでいただいた御厨氏に感謝したい」(P230)とある。
昨年のことだが、島田師が参加させてくださった東大先端研で開催された公明党研究会の成果が、この本に活きている。
文中の「あとがき」はこの本のこと。
- 作者: 島田裕巳
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2007/06/13
- メディア: 新書
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この前、小谷野敦氏が書いていたように、「御厨貴と同じ先端研に、池内恵が最近やってきた」という。
沢木耕太郎に影響され、オーラルヒストリーをはじめた御厨氏、ふつうの学者ではやっぱりないが、どんな野望を持っているのだろうか。梁山泊というより由井正雪かしら。