ここは某Poet氏が、わたしがうろ覚えの科学エッセイ?を書くと修正してくれる安全装置を務めてくれているので安心して書くけど、三人とも素粒子研究の人だ。
そもそも素粒子とは。
素の粒子です。
つまり粒子もやっぱりテレビの前では天然ボケとかすぐキレるとか、嫌味なインテリとかキャラをつくっているんだけど、カメラが回っていない「素」の状態だとまた性格が違ってくるの。けっこうそういう粒子多いよ。
まじめに書こう。
素粒子(そりゅうし)とは、物質を構成する最小の単位のことなんだ。
最小の単位であるということは、それより小さな存在がないってことで、つまり内部構造を持たず、空間的な大きさも持たないのだよ。だけど、超弦理論においては全ての素粒子は有限な大きさを持つひもの振動状態であるとされる。
今、物質を構成する素粒子と考えられているものは「クォーク」「レプトン」。だけど、またこれにも内部構造が存在したとするならクォークやレプトンではなく、その構造をつくるものが素粒子ということになる。
書くというか、ここからカラサワしてみた(笑)のですけど、まあ分からんしこの後の着地点もないので深入りしない。
ところで小林、益川両氏というのは、基本粒子のクォークが3世代6種類以上だと「粒子のCP対称性の破れ」が説明できるとする「小林・益川理論」だったんだそうですが、最初に理論に基づいて予想し、その後実験で裏付けられるという”かっこいい科学”の典型だたみたいですね。
どっちのセンセイだったか、「わたしら”物理屋”は…」「その後に”実験屋さん”が…」となんか別物のように言ってたし(笑)
これは私が以前書いた
【科学者スーパースター列伝・元素の魔術師!メンデレーエフ】
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080913#p2
とたぶん同じです。
そして同様に、私が提唱した「秋山・韓国スターの地位に満足、今後はお茶濁す試合のみ」理論も、ちゃくちゃくと実験によって裏付けられているわけでありますよ。
わたしがSF小噺で把握している陽子とか反陽子とかの性質
反陽子(反物質)の宇宙から、宇宙船にのってはるばるとやってきた反陽子星人。
地球にやってきて、地球人の代表と握手。
その瞬間に、大爆発(笑)
ほんとかどーかしらないけど、陽子と反陽子が反応するとき、ゆいいつすべての物質がそのままエネルギーに転化するものだとか、そんな話を聞いたこともある。
「何の役に立つんですか」と聞いてた人が今回もいた。
「将来はこれを基に、ちきゅうはかいばくだんが作れます」と言ってやれ。
もしくは「君が浮気がばれた時、『宇宙の成り立ちを素粒子から考えれば小さな問題だ』とごまかせる」という答えでもいい。
しかしまあ、理論物理学者はヒマな時、
こう聞かれた場合に相手をぶっつぶす、ひと言を考えておくといいでしょう。