メールマガジン「台湾の声」より。
台湾の声編集部
一昨日訪れた松島の瑞巌寺では、管主が出迎え、昨日の山寺
の立石寺では県知事の出迎えまで受けた李氏だが、本日訪れ
た岩手県の名刹・中尊寺では中国の圧力を受けた同寺により
冷淡な扱いを受けた。中尊寺は、中国の仏教関係団体から「李氏を特別扱いするな。
さもなければ中尊寺とは交流を停止する」と求められたこと
を理由に、李氏を来賓としてではなく、一般参観者として扱
うことを李氏来日直前に表明したという。そして今日は、同寺からは出迎えも解説員も出ることなく、
李氏は拝観切符を購入して参観した。日本の寺院が李氏を歓迎するかどうかは自由だが、中国の要
求を呑むことは、「台湾は中国の一部」とする中国の主張を
受け入れたことになり、我々は断じて許容できない。