歌田明弘の『地球村の事件簿』
http://blog.a-utada.com/chikyu/2007/05/post_77af.html
・・・ネットレイティングスが2000年にサイトの視聴率調査を始めて以来、(註:YOUTUBEは)最速の成長とのことで、月間1000万人を超えるドメインは、ヤフーや楽天など一八サイトのみだという。
しかし、ユーチューブ一人勝ちともいえる急成長ぶりに、他のメディアは危機感を募らせ、「ユーチューブ包囲網」が強まりつつある。
その後の既成メディアの包囲網は技術的にも法律的にも「想定の範囲」だが、今後どうなるかなあと気になっているのはそれへの反動。良くも悪くもアメリカの政治はアクティブに働きかける人たちが多いし「今の法律がこうなってて、不便だというなら法律のほうを変えればいいじゃん」という発想が息づいている。
今のところ、当然受益者の数では圧倒的にYOUTUBEの恩恵を被っている人が多いだろう。反対側は企業としてマネーを持っていて、切実感・本気度も段違いだろう。で、アメリカの中でYOUTUBE受益者が、選挙、政治家を動かして今の現状を保護することができるか。もしアメリカで出来なかったら、世界中でそれはできるわけがない。