例によって「徒然なる駄日記」
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アメリカのPPV収益戦争でUFCがトータルのPPVセールスで200万ドルを稼ぎ、ボクシングを凌ぎWWEに強烈なブローを加えました。また、UFC67の第一報があります。
二つの信頼できるメディアによると、UFCは2006年、1年分の総売り上げで2億ドルを超えてPPV史上空前の記録を作りました・・・・・・・UFCは既にボクシングを凌いでいるのかと思いめぐらしています。数字は、UFCが現在のボクシングを超えたというだけではなく、PPV収益的観点から、かつてのボクシングをもしのいでいる事を示しています。ボクシングにとっての空前の記録は1999年で、PPVの総収益でちょうど2億ドルを超えたくらいの額でした
・・・・UFCのPPVビジネスの爆発により、より深刻に傷つけられているのはボクシングではありません。それはプロレスであり、特にWWEはUFCに傷つけられました・・・WWEの今年最大のイベントWrestleManiaでさえ、UFCの今年2番目に大きかったPPVを家庭向け興行成績で抜けないどころか、近い数値にもなっていません。(77万5千と64万)・・・
PRIDEから見たら
「来た! 来やがった!! これが逆境か!!!」って話。 喩えに一般性なし。
ま、それはいいんだが、逆にこの成功は、アメリカ、Zuffaから見ますとほんとに格闘技の枠を超えたアメリカンドリーム、ビジネスとしての成功、つまりは「プロジェクトX」なんですよね。
それは最新号のゴング格闘技を見れば分かる。
UFCを完全に買い取ったのが01年の1月。で、その額は
「200万ドルだった。多く支払いすぎたと思っている。・・・賢いビジネスマンなら絶対にこの会社を買わなかっただろうね。3人の情熱的な男がそれを買ったんだ。」
「人は我々を見て、彼らは大金を稼いでいるという。正直、私は金のことはどうでもいい。気にしたことは無い。私はこの協議が好きで、それに関わる人々を気にかけている。ボードッグは全くこの競技のことを考えていない。ショータイムの奴らもだ。彼らには廃業して欲しいと思っているよ。
6年前、MMAが発展しうるビジネスではなかったころ、誰もMMAに200万ドルを投資しようとしなかった。我々はこの協議と選手たちを信じていたから投資したんだ。今関わっているのはみんな金のためだろう。奴らをみんな押しつぶしてやるよ」
慧眼ではあった。今思えば、PRIDEやWWEも無理して買っておくべきだったかもしれない・・・が、そもそもアスレチックコミッションを動かす人脈と、辛抱強くカネを投資し続ける体力が必要なんだろうね。
また、ホワイトって元からそれなりの資産の生まれなのかと思っていたが、ホテルのベルボーイとして働いて金をためるところ、ボクシングジムを経営するところから始めたという。
やっぱり、相当なやり手なのだろうね。