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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

kamipro最新号は「お金」を特集。ギャラ、興行の赤字黒字、スポンサー・・・の真実

が、今回のテーマです。
で、この話題ということになると、結局分析力や情報力もさることながら「自分の経験」「自分の知っている人から聞いた話」を、どれだけ赤裸々にしゃべれるかということになってしまいます。
そしたら、例によって(笑)、

佐伯繁
シュウ・ヒラタ

がぶっちゃけすぎていた、というあんばいよ。
順不同でメモ

シュウ・ヒラタ

エディ・アルバレスとベラトールの「契約金」が15万ドル。
UFCでPPVの収益の一部をもらえるのはおそらくブロック・レスナーランディ・クートゥア、おそらくミルコ・クロコップ、GSPもかも。
吉田善行がジョシュ・コスチェックと闘った試合は、吉田の得たスポンサー料がファイトマネーより多かった。
■XXXXXXXXXXXはスポンサーをつけてない(営業が不十分でつかない?)ことで1試合につき100万円は損している(※小生の推測ではたぶん某サンダーのことでは)
■PPVで選手の映像が流れるとスポンサー料は倍になる(※秋山成勲のPPV登場はそういう意味もある)
ヒカルド・アルメイダの最初のUFCの契約は2万ドル。
キム・ドンヒョンは韓国人選手としての別の評価で4万ドル。(非常にいい)
■WECは赤字経営だ。

佐伯繁

■後楽園での興行のコストとリスクは新宿FACE大会の数倍
■思い出に残る「高いギャラ」はT対M、ブラジル人柔術家のB、後楽園を満杯にしたM
■CLUB DEEP新宿大会はほとんど赤字。仙台、大阪の自主興行も赤字
■後楽園よりディファやFACEがいいのは、後者は「1日」借りられること。後楽園は午後3時から搬入だし、出る時間も決まっているし。
■「実券が売れた」興行はやれんのかや魔裟斗選手の出場試合。
■タイトルマッチをする選手の契約は「王者として次の試合の防衛線を戦うときのギャラはXXX円」という条項が入っている。
■年間契約のギャラを毎月(12に分けて)振り込む形式を望む選手もいるが、それをやると選手は安定して闘いたがらなくなる(笑)

シュウ・ヒラタ氏のインタビューは内容のぶっちゃけぶりで(本人は「ギャラや収入の公開はスポーツの地位を高めるのでいいことだ」という考えだそうだ)雑誌の評価も高かろうから、またインタビューあるだろう。

前、おれが言ってた「どうもヒラタ氏は、ブッカーKこと川崎浩市のポジションを奪ってやろうと考えているふしがある」というのはやっぱり事実ではないかと(笑)。むかしは川崎氏にインタビューに行ったような気がする。
そんな世代交代。


ところで残念ながら今回「プロレス・格闘技雑誌の給料・原稿料の真実」が特集に含まれていなかった。まことに解せない(爆笑)。
前も書いたが、旧紙のプロレスは社員募集の広告で

給料:出ます!!

って書いてたよ、まじで(笑)。なんでびっくりマークつくねん。