NHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )とダブルポストです
シュウ・ヒラタ氏が「格闘秘宝館」メルマガに寄稿した文章から、興味深かったことを自分流に要約します
・現在、非UFCの団体は 「複数試合契約で厳しく拘束するけど、ちょっと条件がいいところ」と「少し安めの複数試合契約を結びつつ『途中でUFCなどからオファーが来たら解約できる』という条件のところ」の2種類がある。どちらを選ぶかが考えどころ
・たとえば某団体は、王者になったら自動的に10試合契約が延長。こういう契約のとき「1年1試合のオファーで10年縛り飼い殺す」こともできる。
・選手側から見れば…最初のオファーが強豪相手なら、それは団体が自分を負け役にする気かもしれない。ならば「そんな強豪とやるんだから、負けたらXカ月以内にもう1試合できるという条件の複数契約を…」と求める、なんて駆け引きをするべき。日本人はそういう駆け引きが足りない。
・ある海外志向の日本人選手を見ていたら「現時点でもう実績十分なのにまたやるの?その相手は強いし、リスク高いなあ」と思うとのこと。
・実はONE FCと規模や待遇で匹敵、あるいは上回る団体はアメリカや欧州に結構ある。ONE FCはUFCやベラトールに継ぐ”3番手”とはいえないなどなど。詳細は同メルマガ
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結局、シュウ氏が文章を書く格闘技界の裏方の中でだれも太刀打ちできないほど面白いのは、実際の経験や知識、表現力ということもそうだが「何が今、格闘技のファン、マニアにとっては興味深いトピックであるのか」ということを把握、判断する力なんだな。
海外のやや大きな団体・・・だがUFCやベラトールには遠く及ばない団体、その団体契約内容の、UFCとの”間合い”なんて、今だからこそ意味が最大に大きくなる。
実は本文はもっと具体的に「XXと・・・のギャラは同じくらい」とか「この時期にXが、Yと戦うのはリスクが高い」とか書いてあるのだが、それは各自推測ということで。