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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

スカパーでアフリクション放送か…ジョシュよ「NOAH魂」でヒョードルを討て!

http://sadironman.seesaa.net/article/121503117.html
に紹介されているM-1ブログで、ヒョードルゲガール・ムサシが「アフリクションハ、スカパーデ」とCMの練習をしている映像がスクープされた。まさかその予定もないのに、こんな凝った悪戯をするわけないから(笑)、少なくとも交渉、企画自体は進んでいるのだろう。
実現すればトム・アテンシオを見直すぜ!
ツアー料金との差額で大型テレビを買おうかしら。


さて、すでに決まっているエメリヤーエンコ・ヒョードルジョシュ・バーネット
ジョシュの日本通ぶり、日本オタクぶりはすでに周知というか、何回も情報が更新・追加されていってるので(笑)、もう記憶が薄れている人も多いが、本格的にジョシュのインタビューが日本メディアに載り始めた2002年ごろ、ジョシュはよく好きなプロレス団体としてNOAHを挙げていたのである。三沢光晴のエメラルドフロウジョンは当然知っていたし、昨年か、IGFでは自分の新技として「ブラックフロウジョン」があると予告していたっけ。
その後、実際に上がるプロレスのリングとしては新日本プロレスを選んだこともあり、あまりNOAHへの言及はなくなっていくのだが。


海を隔てて熱心なノアファンであったことと、アフリクションでのMMAの試合が直接つながるわけもないが、ジョシュは間違いなく今回の三沢の急逝に感慨はあることだろう。日本でのPPV放送があれば、彼の戦いを見る人の数も圧倒的に増えるだろう(当然皇帝のファンも相当多いだろうが)。この試合がジョシュのすべての技術だけでなく、ファイティングスピリットやそれまでの歩み、全人格を動員しての決戦となるならば、その一片に緑の魂が宿らんことを。

みんな見ろよPPV

トム・アテンシオのために。
今回、アフリクションPPVが実現したら、映像をDVDでくれとかはお断りします。みんなPPV買え。
場所の関係でスカパーの電波が受信できないとかの人は、引っ越せ。
まあ、こう前のめりになっていると土壇場で実現しなかったりとかするけどね。


スカパーが海外の格闘技試合のPPVを放送したのは、PRIDEの二回のアメリカ大会。これはまあありえるとして、なんと今から思えば不思議だがBJペンの一族が主催する「ランブル・オン・ザ・ロック」をPPV放送した。
そのころはまだ珍しかった、K-1との連携団体のMMA興行ということだったんだろうけど。
むかしの昔、そのむかし、PPVというのは「たとえば物好きが日本中で2000人ぐらいいて、彼らが500円払ってみてくれればそれだけで小党な収益、会場使用料が出るくらいの利益を得られる」とあるインディー団体が皮算用していたけど、当然PPV用のコストはあり、損益分岐点もあがる。(そうじゃなかったら、いまだにハッスルは後楽園興行もPPVで売っていたと思う)。

実際、いくらぐらいの件数が売れればPPV本体はコストをまかなえるのか、海外中継はどうなるのか、それはわからん。

参考までに、WECについて論じた海外記事の翻訳がある。
http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-535.html

【WEC】
世界1位と2位のフェザー級の激突で両者が得たファイトマネーは勝利者ボーナス込みでそれぞれ3万6千ドル。この試合がUFCで行われていたら、主要なPPV大会のメインも飾り、その10倍は稼げただろう。

もしこの大会をPPV放送するとして、どんな結果が出るのかは未知数だ。PPVを買った人からはとても評判が良かったはずだ。もともとはPPVを予定していたのだが、コスト面を考えると5万件を売らないと成功とは言えなかった。とはいえ、その数字なら達成できたことだろう。ただケーブル局の Versus がこの大会をひどく放送したがったのだった。

当然、日本で「PPV5万件」なんて全盛期PRIDEレベルの話で、ありえないのだが。