道教の太上老君にブッダ、孔子、イエス、アッラーの五大宗教の教祖らを祀った武龍代天府。太上老君がタンキーを通じて四尊を祀るようにお告げをしたことがその由来だとか。管理人に聞くと、当初アッラーの風貌が分からず、東港から特別に彫刻師を呼んで作ってもらったらしい。そもそも偶像崇拝自体が pic.twitter.com/QnQj7S9JQp
— 阿明 (@KURAMOTOTOMOAKI) October 20, 2025
禁止されているのだが、おそらく台湾の民間信仰の一種として受け取られているのだろう。このあたりの他者を尊重しているのかいないのか分からない適当さが、よく言えば宗教的な寛容さに繋がっているのかも知れない。
— 阿明 (@KURAMOTOTOMOAKI) 2025年10月20日
ベトナムのカオダイ教などにも通じますね
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) 2025年10月21日
そもそも「偶像崇拝をしてはならぬ」は「ムスリム内」のルールなので(豚肉や飲酒禁止と同じ)、非信仰者が束縛されるのもおかしいと言えるhttps://t.co/K0fc8Juf00

これは一度は見に行きたい場所。
カオダイ教とは。
http://www.tkago.net/tguide/viet_kaodai.html(今は記事消失)
カオダイ教はゴ・ミン・チェンによって唱えられたベトナムの新興宗教です。信者数は約300万人。カオダイ教最大の特徴は宗教の混合です。ゴ・ミン・チェンは五教(キリスト、仏教、儒教、ヒンズー教、道教)の教えを土台としたことから「カオダイ(高台)」の名がつきました。総本山はホーチミン市から約 100kmのタイニン省にあり、タイニンの 7割の人間がカオダイ教の信者だそうです。孔子、老子、釈迦、キリスト、ムハンマド、ソクラテス、李白、トルストイ、ヴィクトル・ユーゴーなどを聖人や使徒として、崇拝の対象にしています。
ま、わが日本画界が誇るレジェンド・平山郁夫も負けてませんがね。
わははは。
http://www.hirayama-museum.or.jp/blog/2007/05/3.htmlwww.hirayama-museum.or.jpによると
釈迦・キリスト・マホメットの三人を描く絵は昭和50年(1975)にも「新三一図(平和の祈り)」として描かれています(下の図)が、この作品が 21世紀になって新しく描かれたのは、タリバンによるアフガニスタン・バーミアン大石仏の爆破、2001年の9.11同時多発テロと言ったイスラム過激派による凄惨な事件が続発したことと無関係ではありえません。
世界地図を背景にあしらい、雲上に三聖人を立たせることで、世界平和を祈念する思いがより強く表現されているのではないかと思います。両作品とも、中央には釈尊が描かれますが、これは厳しい対立をしがちな一神教どうしを、仏教の寛容さと慈悲の精神で橋渡しできないかと考えているからです。
なにげにゴーマンに、ブッダに一番おいしいところを割り振ってるし。
こんな信仰はおかしい?許されない?? だから「ナータン・メソッド」。賢者ナータンが語る昔話で、判事はこう語った。
「私はあなたがたに、裁決ではなく、忠告を与えよう。ものごとをあるがままに受け取りなさい。それぞれが、自分こそ本物と信じるのだ…各自が本物であることを証明するように努めなさい。心穏やかに、我慢強く、神さまに気に入られる良き仕事に精を出しなさい。私は千年のちにあなたがたをこの判事席の前に紹介しよう。そのときには、たぶん、この椅子には誰よりも賢明な判事が座っているだろう」
(一部、改変し一般化しています。原文は下リンク)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120130/p4