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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

東京都知事選、石原慎太郎を破る秘策

注目すべきコラムをよく書く与良正男氏のコラム

歴史を変えた前屈運動=与良正男(論説室)
 一つのパフォーマンスが政治を大きく変えることがある。思えばあれが走りだったかもしれぬ。

 91年春の東京都知事選。時の自民党幹事長・小沢一郎氏が公明、民社両党と組んでNHKキャスターだった磯村尚徳氏を立てたのに対し、自民党都連が反旗を翻して現職の鈴木俊一氏を推し分裂した選挙だ。

 鈴木氏は当時80歳。当初は「高齢・多選・豪華庁舎」の3点セットで不利とされた。ところが、ある集会の壇上で、鈴木氏が都連幹部にうながされ、ひざを伸ばしたまま前屈し、両手を床につけてみせたら会場は拍手喝さい。これが何度もテレビで放映されて、「体も柔らかくまだまだ元気なお年寄りを若い剛腕幹事長がいじめている」という構図がすっかりでき上がった。

 結果は鈴木氏の圧勝。小沢氏は幹事長を辞め、強引な手法が身内からも批判されて後の離党の遠因となる。
(略)

 もう16年がたつ。小沢氏が民主党代表に就き、今また都知事選の候補者選びに苦労するというのもめぐり合わせなのだろう。都知事選の重要性は小沢氏も痛いほど承知のはず。早いところ、「民主党は本気だ」と思わせる候補を。

毎日新聞 2007年1月15日 0時01分

小生、考えます。石原を破る奥の手は何か。
それはずばり、「オリンピック候補地返上、運動から撤退」だ。
オリンピックといえば無条件で応援する層もいるだろうが、かなりさめている層も多い。
それなりの知名度のある人が立候補し、この公約で「オリンピックは無駄な工事と浪費の根源だ」とやれば、案外健闘するのでは。

どうだろうか。