前書いたあの話(http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20061204#p2)だが、カイロ宣言ってはてなキーワードにはない。
だが、この単語については今論争がある。
最近読んだ新説?が読む限りでは説得力があるので、ちょっと大胆に、断言調で書いてみよう。異論がある向きは直接キーワードを再度修正されたし。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%ab%a5%a4%a5%ed%c0%eb%b8%c0?kid=193965
かいろせんげん
第二次世界大戦が続く1943年、エジプト・カイロに連合国首脳が集まった「カイロ会談」で出されたプレス向け発表文「カイロ・コミュニケ」。
誤って「宣言」と訳された。もし、より正確に訳すなら「カイロ公報」などが適切か。
カイロ会談にはフランクリン・ルーズヴェルト、チャーチル、蒋介石が参加したが、彼らが署名した正式な文書は現在存在しておらず未発見のままで、法的な拘束力などは一切ない。
このため、当時日本領だった台湾が蒋介石が代表する当時の「中華民国」に所属するとの法的な根拠も存在しないことになる−−と台湾独立派などは指摘している。