http://q.hatena.ne.jp/1154266661
『妊娠、出産時期だからこそ』感動や衝撃を受けられる小説、映画、ドラマ、音楽、コミック、絵本、詩集等あればあるだけ教えてください。
できれば、簡単な内容、簡単な感想、Amazonなどにあるものであればそこへのリンクがあればうれしいです。gryphon 2006-07-30 23:15:28 満足! 14ポイント
細野不二彦の長編ボクシング漫画「太郎」の中に、21巻「流星雨の夜に」という巻がありますが、この前後はこういう話です。
主人公・太郎の最大のライバルは、南米から来たボクサー。はじめは貧しい時代、日本人に金で姉を買われた恨みから殺伐とした怒りをぶつけるタイプでしたが、日本で出会った同じ国の女性と愛しあい、その女性が身ごもったことで、「守るべきもののために戦う」という内心の成長をとげ、もう一度宿敵・太郎と対決します。
しかしその直前、女性のほうがビザが切れていたため出入国法違反に問われ、身重のまま強制送還されそうになります。
そんな悩みを抱えたまま、試合の日になりました。女性は施設で産気づき・・・
リングで戦うライバルたち。
男女の愛を引き裂く法の壁。
そしてそこでも生まれる命、
という多層なドラマが「流星雨の夜」の一日に交錯します。
- 作者: 細野不二彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1999/08
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (2件) を見る
==============
戦国子守唄 森英樹
http://www.comicpark.net/cm/comc/detail-bnew.asp?content_id=COMC...
時は戦国時代。
戦場で三人の雑兵が、死にかけた落ち武者から「この子を、ある寺まで届けてくれ」と頼まれる。
どうやら、この子は敗れた敵軍の武将の遺児らしく、届ければ莫大なお礼ももらえそうだ。
しかし、当然自軍(率いるは若き豊臣秀吉!)の立場からみれば、その子は捕らえて殺す対象。この子どもを助けるのは、危険でもあり、自分の軍から見れば裏切りでもある。
引き渡したほうがいいのか、命がけで寺に届けるのがいいのか、捨てたほうがいいのか・・・
別に正義漢でもなければ、根っからの悪人でもない三人は右往左往。
その戦場の中で、赤ちゃんはすやすやと眠り続ける・・・・
- メディア:
- この商品を含むブログを見る